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「Apple Watch Series 5」登場、ディスプレイは常時点灯でコンパス内蔵
2019年9月11日 04:02
アップルは、スマートウォッチの新製品「Apple Watch Series 5」を9月20日に発売する。価格は399ドル(約4万2700円)、Cellularモデルが499ドル(5万3600円)。あわせて従来モデルの「Apple Watch Series 3」が199ドル(約2万1300円)~で販売される。
常時点灯ディスプレイ
常時点灯するAlways-On Retinaディスプレイを備え、従来より手軽に時間を確認したり、通知などをチェックしたりできるようになる。
手首の動きを検知して、画面を見ていないとき(手首がさがったとき)は画面が暗くなる。手首を上げたり、タップしたりすることで最大の明るさに戻る。
常時点灯は、低温ポリシリコン(LTPO)、超低電力ディスプレイドライバー、効率をアップした電力管理集積回路、新しい光センサーなどによって実現したという。常時点灯ながら、1日18時間駆動する。
コンパスを内蔵
コンパスを内蔵することで、方位、傾斜、緯度、経度、現在の高度を確認できる。ウォッチフェイスにはコンパスの情報をあわせて表示することもできる。
マップアプリでは、自分の向きを確認できるという。
国際緊急通報
Cellularモデルでは国際緊急通報に対応。iPhoneがなくとも、150カ国以上で、緊急通報できる。最初に購入した場所やセルラープランが有効になっているかどうか関わりなく利用できるという。
落下を検出する機能が有効になっている場合、激しく落下して約1分動かなければ、自動的に緊急通報を行う。
watchOS 6
ソフトウェアプラットフォームにはwatchOS 6を搭載。サイクルトラッキングアプリなど新たな要素が追加された。
サイクルトラッキングでは、たとえば女性の月経周期に関する情報の記録により、次の期間の予測なども可能になった。
ノイズアプリを用いれば、コンサート、スポーツイベントなど周囲が大きな音になりがちな環境下で、音量がどの程度か客観的な指標として数値で音のレベルを示す。