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auが「中古端末のSIMロック解除」に対応、有料で店頭のみ受付

 KDDI、沖縄セルラーは、au端末のSIMロック解除の受付条件を9月1日より変更した。今回の条件変更により、auは2017年12月以来、再び中古端末のSIMロック解除に対応したことになる。

 KDDI広報部によれば、「9月1日より、契約者本人の端末購入履歴があること、また、解約済みの場合は解約より100日以内であることの2つの条件が撤廃された」という。これにより、auでも購入した中古端末や譲り受けたスマートフォンのSIMロック解除が可能となった。

 今回の条件変更は、9月1日より施行された総務省の「モバイルサービスの提供条件・端末に関する指針」のうち、「中古端末のSIMロック解除」に関する条項の改正に対応した形となる。

解約済み端末、中古端末のSIMロック解除受け付けは店頭のみ

 解約済みの端末や譲渡端末のSIMロック解除は「auショップ」でのみ受け付ける。手数料は1台につき3000円(税抜)で、au契約者は翌月請求分と合算、未契約者は窓口で支払う。中古端末のSIMロック解除手続きは1人1日2台までとなる。

 従来通り、ネットワーク利用制限中の端末や、分割購入で購入日から100日目以内の端末はSIMロック解除対象にはならない。

SIMロック解除対象機種の条件