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LTE対応、防水・防塵のネットワークカメラがプラネックスから

 プラネックスコミュニケーションズは、防犯や見守り向けに、LTE対応のネットワークカメラ「スマカメ2 LTE」を4月5日に発売する。価格はオープン価格で、販売予想価格は3万4800円(税込)。

「スマカメ2 LTE」(CS-QS50-LTE)

 「スマカメ2 LTE」(CS-QS50-LTE)は、夜間など暗い環境でも撮影できる高感度カメラセンサーを搭載した「スマカメ」シリーズのLTE対応モデル。Wi-Fi環境を構築できていない家や遠方の事務所などの、見守り・防犯での利用に最適とする。

 2月に発売された「スマカメ2 アウトドア」(CS-QS30)同様に、屋外向けとしてIP65の防水・防塵を実現する。一方、無線通信はWi-Fiを省きLTEのみサポートする。有線LANは利用可能。SIMカードや通信サービスはユーザーが別途用意する。今後はSIMカードがセットになったモデルの販売も予定されている。

 カメラのセンサーにはソニー製CMOSセンサー「IMX323」を搭載する。ムーンライトモードとして、月明かりや街路灯など、わずかな明かりでもカラー撮影が可能。自宅・オフィス周辺の夜間の監視にも最適としている。赤外線撮影もサポートしており、自動・手動で切り替えが可能。

 映像の記録にはH.265が採用され、フルHDの映像も低容量で保存することが可能。有線LANはPoE(Power over Ethernet)がサポートされている。動体検知、スマートフォン通知機能、スマートプレイバックによる映像の検索機能などを利用できる。カメラ本体にマイク・スピーカーを内蔵し、声がけや会話が行える。

 通信モジュール「SIM7100JC」を搭載。LTEの通信速度は下り最大100Mbps、上り最大50Mbps。対応バンドはバンド1/3/8/18/19/41。SIMカードのサイズはmicroSIMカード。

 記録解像度は最大でフルHD(1080p)。最大256GBのmicroSDXCカードを利用できる。動作環境は0~50℃。電源は同梱のACアダプターまたはPoE。大きさは約80×105×50mm、アンテナ部分は161mm、LANポートのケーブル部分は285mm。重さは約210g。