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スマートスピーカーの認知率は76%、普及率は6%――電通デジタル調査

 電通デジタルは、日本国内におけるスマートスピーカーの利用実態について、2018年12月にインターネット調査を実施した。調査対象は15~69歳の男女。

 同調査によれば、スマートスピーカーの認知率は約76%。スマートスピーカーという名前を聞いたことがある人は調査対象の4分の3に達した一方で、どのようなものか知っている人は約18%、所有している人は約6%だった。

 スマートスピーカー所有者に利用用途を聞いた質問では、「音楽を聞く」が74.5%で最多。「天気予報を聞く」(61.1%)、「アラーム・タイマー機能」(55.3%)といった機能が挙げられた。また、購入後の生活の変化についても「音楽をよく聴くようになった」という人が47.0%に上った。

 所有者の満足度はおおむね高い一方、現時点で所有していない回答者からは、購入に至っていない理由として「利用したいことがない」「どんなことができるのかよく分からない」といった回答もあり、同社は、音楽以外の機能の拡張、サードパーティ製のアプリの拡大が普及の鍵となるとの見方を示した。