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「AIスピーカー」、利用者の9割が満足

所有率は5.7%、ジャストシステム調査

 ジャストシステムは、ネットリサーチサービス「Fastask」で、AIスピーカーに関するインターネット調査を実施した。調査対象は15~69歳の男女1100名。

 いわゆる「AIスピーカー」(スマートスピーカー)は、人の声を認識し、家電を操作したり、質問に答えたりする機能を備えた製品。グーグル製の「Google Home」や、Amazon製の「Amazon Echo」、LINE製の「Clova WAVE」などの製品が登場している。

左から、Google Home、Amazon Echo Plus、LINE Clova WAVE

 今回の調査(2018年1月度)では、認知率が74.3%となった。半年前の調査から30.8ポイント増となる結果で、認知度が急激に向上している様子がうかがえる。「所有している」と答えた人は5.7%で、「購入を検討している」は10.4%、「興味はあるが、購入は検討していない」は30.6%、「知っているが、興味はない」は27.6%となった。

 製品別では、「所有している」と「興味がある」の合計が最も多かったのが「Google Home」の39.6%で、「Amazon Echo」は30.7%、「LINE Clova」は23.8%となった。

 実際に所有しているユーザーは5.7%にとどまっているが、所有者に聞いたところ、AIスピーカーの満足度は87.3%と9割弱の高水準になった(かなり満足・満足・やや満足の合計)。頻繁に利用している機能で最も多かった回答は「音楽コンテンツ再生」(47.6%)で、「アラームなどのスケジュール管理」(46.0%)と「ニュースの読み上げ」(36.5%)が続いた。「AIとの会話」と答えた人は28.6%、「家電の操作」と答えた人は20.6%だった。

 AIの発達により暮らしが快適になることを期待しているかを聞いたところ、「とても期待している」と答えた人は21.2%、「どちらかというと期待している」は39.5%となり、あわせて60.7%が期待していると答えた。