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楽天がMWCに参加、三木谷氏の講演やブースのデモも

 楽天は、2月にスペイン・バルセロナで開催される「MWC19 Barcelona」に参加・出展する。会長兼社長の三木谷氏などキーパーソンが講演イベントに登場するほか、ブースも出展しデモを行う。

 「MWC19 Barcelona」では、2月27日の基調講演に楽天 代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏が登壇、MNOとして進めているキャリア事業の狙いや戦略、世界初とうたうクラウドネイティブネットワーク(仮想化ネットワーク)の全体像を説明する。

 また、楽天モバイルネットワーク CTOのタレック・アミン氏は2月25日のパネルディスカッションに参加する。

 さらに、Hall 2に特別ブースを出展し、楽天のMNOやMVNOに関する取り組みの紹介や、クラウドネイティブネットワークを体験できるというデモルームなどを設置する。

 楽天は2018年のMWCにも参加、三木谷氏が講演イベントに登壇し、MNO新規参入に向けた意気込みを語っていた。同社はその後2018年4月に1.7GHz帯の免許を獲得して携帯電話事業への新規参入が正式に決定、2019年10月のサービス開始を目指している。これまでに、仮想化により従来のMNOとは大きく異なる構成でネットワークを構築することを明らかにしているほか、KDDIとの提携を発表し、決済・物流・通信の分野で連携していく方針を打ち出している。2018年12月には基地局工事も開始しており、サービス開始に向けて準備を進めている最中。

2018年のMWCで基調講演に登壇した三木谷氏(2018年2月)
1.7GHz帯の免許を付与されMNO新規参入について語った三木谷氏(2018年4月)
自社で開催の「基地局工事安全祈願祭」に参加した三木谷氏(2018年12月)