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楽天が1.7GHz帯の包括免許を取得、まず東名阪で電波を発射可能に

 楽天モバイルネットワークは、1.7GHz帯を用いる4Gの無線局の包括免許を、関東・東海・近畿で取得したと発表した。今後もほかのエリアで無線局の包括免許の取得を進めていく。

免許状を受け取る楽天モバイルネットワーク 代表取締役社長の山田善久氏(右) 楽天提供

 楽天モバイルネットワークは、総務省 関東総合通信局、東海総合通信局、近畿総合通信局でそれぞれ、1.7GHz帯を用いる4Gの無線局(基地局と端末)の包括免許を取得した。これにより、関東・東海・近畿地方において、実際に基地局から電波を発射することが可能になった。

 同社は2018年4月に1.7GHz帯の全国バンドを獲得、携帯電話事業への参入が決定している。2018年12月には基地局の工事も開始しており、自社網の構築を進めている。サービス開始は2019年10月を予定している。