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やんばるの森の環境保全や観光にITを活用、ドコモと沖縄3村が連携協定

 NTTドコモと、沖縄県の北部にある国頭村、大宜味村、東村の3つの村(やんばる三村)は、ICTを活用して環境保全や観光振興を図る連携協定を締結した。

 協定では、環境保全や観光振興、まちづくりなどで、住民や企業、団体が参加する検討会を発足し、8月~11月にかけてICT整備計画を策定していく。その上で、沖縄県北部地域一帯の「やんばるの森」の動植物の保護など、効果的な環境保全を推進していくほか、増加している観光客に周遊を促す施策や、人口減少などに対しての地域活性化を図る施策を講じていく。

連携協定のイメージ

 ドコモは、災害対策や見守り、ITによる地域活性化など、さまざまなテーマで自治体と連携協定を締結する取り組みを拡大している。これまでにも、子どもの見守りで神戸市と、防災や地域活性化で仙台市と、ITによるまちづくりで前橋市と、防災や産業振興など6分野で大阪府と、それぞれ連携協定を締結している。