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Mobile360、VR/AR向けの広告自動取引サービス

 Mobile360は、VR/ARコンテンツや3Dゲーム、eSports事業などに向けた広告自動取引サービスを2018年9月以降に提供開始する。

 今回提供されるサービスは、3Dゲーム内やVR空間内に広告を表示するためのもので、広告がゲーム画面を遮ったり、ユーザーの行動を阻害することがないよう、ユーザーエクスペリエンスにも配慮した形で表示することができる。

 開発者はSDKを利用して容易に広告枠を設置でき、Web広告やアプリ内広告では広く使われている自動取引の仕組みを取り入れているため、ゲーム開発者はSDKを利用した簡単な設定のみで、広告を設置できる。

 同サービスは、イスラエルのAnzu Virtual Realityが開発した技術を利用しており、既に欧米市場においてサッカーゲームやレースゲームなどに同様の技術が導入されている。ゲーム内のディスプレイ広告を対象とした自動化配信サービスの提供は国内初とうたう。

 今後の展開としては、2018年9月にテスト配信を開始予定。商用化は2018年11月を予定している。