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電子ペーパーディスプレイ採用の新型ポメラ「DM30」

ポメラ DM30

 キングジムは、デジタルメモツール「ポメラ」の最新モデル「DM30」を6月8日に発売する。価格は4万3000円(税別、以下同)。

 DM30は、従来機種の折りたたみ機構とは異なる観音開きのキーボードを採用。キーピッチは一般的なノートパソコンと同等の約17mmとしたほか、キーボードの開閉と連動した格納式のキーフットにより、安定したタイピングを可能とした。

 日本語入力システムとして、ジャストシステムの「ATOK for pomera」を搭載。また、電子辞書機能が搭載され、大修館書店のモバイル端末向け辞書「明鏡国語辞典 MX」、「ジーニアス英和辞典 MX」、「ジーニアス和英辞典 MX」が利用できる。

 入力した文章はQRコードに変換可能で、iOS向けアプリ「pomera QR code reader」で読み取ることで文章データを転送できる。

 ディスプレイは6インチで、シリーズ初となるE Ink社の電子ペーパーディスプレイを採用。解像度は800×600ドット(SVGA)。システム領域を含むストレージは8GBで、1ファイルあたりの最大文字数は全角5万文字。最大32GBのSDHCカードに対応する。

 単3形アルカリ乾電池2本で駆動し、使用時間は約20時間。エネループも利用可能。別途、バックアップ用電池としてCR2032ボタン電池が必要。

 大きさは約156×126×33mm、電池を除いた重さは約450g。カラーはダークシルバーのみ。別売りで、専用ケース(4000円)も発売される。

【お詫びと訂正】
 記事初出時、搭載している日本語入力システムをジャストシステムの「ATOK for pomera[Professional]」としていましたが、正しくはジャストシステムの「ATOK for pomera」です。お詫びして訂正いたします。