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田中社長も応援にかけつけたSUPER GT 第5戦、au TOM'Sが年間ランキング首位に
2017年8月7日 11:30
8月5日~6日にかけて、静岡県・富士スピードウェイにて、SUPER GT 第5戦「FUJI GT 300km RACE」が開催された。GT500クラスには、KDDIがメインチームスポンサーの「LEXUS TEAM au TOM's」が参戦しているが、今回のレースには、KDDI・田中孝司社長が応援に駆けつけた。
田中社長はレース前、トヨタ自動車でコネクティッドカー事業を担当する友山茂樹専務役員、TOM'Sチームの中嶋一貴選手やジェームス・ロシター選手らと談笑。さらにレースを戦うマシン「LEXUS LC500」にも乗り込むなど、終始、ご機嫌な様子だった。
au TOM'sの決勝レースは、3番手からのスタート。前日の予選で、ジェームス・ロシター選手が渾身の走りを見せ、ウェイトハンデに苦しみながらもLEXUS勢ではトップとなる3番手を獲得したのだった。
午後3時25分、66周のレースが始まった。大きな混乱もなく、ロシター選手も順調なスタートを見せ、3番手ポジションをキープ。しかし、6番手スタートの38号車(ZENT CERUMO LC500)を操る立川祐路選手がじりじりと順位を上げ、9周目には5番手、24周目には4番手に浮上。さらに3位を走行していた36号車に追いつき、27周目にはパスしたことで、36号車、au TOM'sは4番手になってしまった。
中盤に入り、各車が給油とタイヤ交換、ドライバー交代を行っていく。au TOM'sはジェームス・ロシター選手から中嶋一貴選手にバトンタッチ。41周目には、同じTOM'Sチームの37号車(LEXUS TEAM KeePer TOM'S)の平川亮選手が、中嶋一貴選手に急接近。チームメイト同士ながら激しい接戦バトルを繰り広げ、観客を沸かせた。
その後も、中嶋一貴選手が平川亮選手を抑え、au TOM'sは4位フィニッシュでレースを終えた。
今回のレースで、au TOM'sは11ポイントを獲得。総合で58ポイントとなり、2位と3ポイント差のランキングトップに躍り出た。ドライバーズランキングでは、ジェームス・ロシター選手が44ポイントで1位、第2戦を欠場した中嶋一貴選手が38ポイントで6位となっている。
2週間前のSUGO、今回の富士と続き、3週間後の8月26日~27日には「真夏の3連戦」の最後を飾る「第46回 インターナショナル SUZUKA 1000km」が待っている。