てっぱんアプリ!

画像送信でも、はがきでも、オリジナリティあふれる年賀状の作成は「Microsoft Designer」がおすすめ!

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名: Microsoft Designer
開発者: Microsoft Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 17.0 以降、Android 9 以上
カテゴリ: ツール

 年賀状を「以前から変わらずはがきで送る派」の人もいるだろうし、メッセージアプリで「画像を送って済ませる派」の人も多いことと思う。

 どちらにしても、最近はフリーのテンプレートから簡単に年賀状画像を作れるアプリが増えていて手間は少ないが、そんななかでもオリジナリティを出したいなら「Microsoft Designer」を試してみてほしい。

独自デザインの年賀状も簡単に作れる「Microsoft Designer」

プロンプトで指示して年賀状デザインを自在に生成

 多様なテンプレートから好みのデザインを選んで、イラストやポスター、グリーティングカードなどを作成できる「Microsoft Designer」。このアプリを使えば、あなただけのオリジナルデザインの年賀状を作り出すのも簡単だ。

 年賀状は、いくつかあるカテゴリーのうち「招待状」から作るのが一番やりやすい。招待状のテンプレートの一覧が表示されたら最上部の「説明」を選択。

 あとはどんな年賀状を作りたいのかをプロンプト(テキスト)で指示して「生成」ボタンを押せば、AIがその内容に沿った年賀状デザインを作成してくれる。2026年は午年なので、馬のイラストなどをあしらったりすると良いだろう。

「AIで生成」タブの「招待状」をタップ
最上部の「説明」を選択
作りたい年賀状のイメージをテキストで伝えて「生成」

メッセージや名前の追加、変更もアプリ上で完結

 そうしてできあがったベースとなるイメージの上に、メッセージや名前、住所などをテキスト入力できるので、送り先ごとにメッセージをカスタマイズするのも楽々だ。

 完成したデザインはもちろんファイル出力可能。メッセージアプリで送るならPNGやJPEGを、はがきで送るなら高精細にプリントできるPDF形式を選ぼう。

 年賀状の作成をサポートしてくれるアプリは他にもたくさんあるけれど、デザインを決まったテンプレートから選ぶしかできなかったりするのでオリジナリティを出しにくい。

 また、ChatGPTのようなAIチャットに画像生成してもらう方法では、メッセージや名前などを入れるのに別途画像編集の手間が発生してしまう。

 そうしたデメリットなく、テンプレート方式と生成AIのいいとこ取りで年賀状イメージの作成を1つのアプリ上で完結できるのがMicrosoft Designerのいいところだ。

年賀状のイメージが何パターンか生成される
気に入ったものがあればその左下にある編集ボタンをタップ
メッセージや名前、住所などのテキストを編集
テキストの装飾もカスタマイズできる
完成したら右上の共有ボタンをタップして「保存」を選択
はがきに印刷したいなら「PDF」が高画質なのでおすすめ