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au TOM'S、第2戦も5位フィニッシュ

痛恨のドライブスルーペナルティ

決勝直前のグリッドにはKDDIの田中社長が応援に

 5月4日、静岡県の富士スピードウェイにてSUPER GTの第2戦の決勝レースが開催され、auがスポンサーを務めるau TOM'Sは開幕戦に続き5位でレースを終えた。

 東京から近い富士スピードウェイでの開催とあって、観客の数が多く、チームのスポンサーも多数応援にかけつけている。決勝レース直前のグリッド上にはKDDIの田中孝司社長の姿もあった。

 4番手から決勝レースに挑んだau TOM'S。スタートドライバーはジェームス・ロシター選手で、順位を2位に上げて最初のピットストップのタイミングを迎える。伊藤大輔選手にドライバー交代してピットアウトすると、ピットストップの時間の差で順位を下げてしまうが、その後、再び3位まで順位を上げ、2位を走る1号車との接近戦に。

 GT300の車両を左右から追い越しながら最終コーナーに差し掛かったところで両者が軽く接触。1号車がスピンして後退する中、au TOM'Sは2位に浮上。しかし、審議の結果、au TOM'Sが接触の原因を作ったとして、ドライブスルーのペナルティを受けてしまう。ペナルティを消化し、大幅に順位を落としてコースに戻ったau TOM'S。2回目のピットストップで再びジェームス・ロシター選手にドライバー交代し、ゴールを目指した。

1コーナーの看板はKDDI単独からauとの併記に変更されていた
au TOM'S LC500

 最終的な順位は5位。開幕戦と同じ順位だが、予選8位から順位を上げた開幕戦とは異なり、ファステストラップ(最速タイム)を記録し、一時はトップに迫る勢いを見せていただけに、悔いが残る結果となった。

 第3戦は5月20日~21日にかけて大分県のオートポリスで開催される。次戦こそ初優勝に期待したい。