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ホームロボが「コレカラ雨デス」と話せるように、ヤフー「myThings」に法人向けサービス

 ヤフーは、IoT製品やWebサービスを連携するプラットフォーム「myThings Developers」の正式版の提供を開始した。法人向けのサービス提供も開始し、IoT製品やサービスにmyThingsを利用した機能を組み込めるようになった。

 「myThings」は、Yahoo! JAPANやLINE、Googleドライブなどのアプリ・サービスと、IoT製品を連携するプラットフォーム。例えば、雨の予報が出たときに「コレカラ雨ガ降リソウデス」とホームロボットにしゃべらせるといった形で連携可能。

 個人向けの「myThings」ではアプリから操作するが、法人や開発者が対象の「myThings Developers」では、APIを介して各サービス、デバイスと連携する。商用利用が可能な「myThings Developers」のビジネスプランは、1万ユーザーまでは無料、それ以上は1ユーザーあたり月額50円となっている。

 「myThings Developers」の開始とともに、複数の企業が対応を表明している。ユカイ光学はコミュニケーションロボット「BOCCO」にmyThingsの機能を組み込み、BOCCOアプリからYahoo!天気の情報を設定できるようになる。

BOCCO

 また、MIKAWAYA21はIoT製品「MAGOボタン」で活用。高齢者がボタンを押すだけで、天気と災害情報を伝えるサービスとして提供する。

MAGOボタン

 MJIは、コミュニケーションロボット「タピア」に、LOHACOと連携したショッピング機能を搭載する予定。

タピア