【CEATEC JAPAN 2012】
ドコモの法人向けクラウドサービス、スマホアプリと連携
「CEATEC JAPAN 2012」のドコモブースの一角では、法人向けソリューションが紹介されている。そこには、同社のクラウドサービスの1つ「モバイルグループウェア」とさまざまなスマートフォンアプリの連携が紹介されていた。
紹介されていたのは、手書きメモ認識アプリで取得したデータを「モバイルグループウェア」へ転送したり、外出中のスタッフの手元にあるスマートフォンへ電話があったことを告げる通知が表示されるアプリなど。
スマホのカメラで撮影して認識 | モバイルグループウェアへ転送できる |
手書きメモや名刺の認識は、既存アプリを利用したもので、たとえば手書きメモは「Camiapp」(コクヨ提供)が利用されている。こうしたアプリで認識し、法人向けクラウドサービスへ転送して業務に役立たせる。
「しゃべって営業日報」というアプリは、音声入力で営業日報を作成できるアプリ。運送などに携わるスタッフが車両のハンドルを握っている最中でも、メモを作成できることを目指した。また電話があったことを通知してくれるアプリは、spモードメールで届いたメッセージをポップアップで画面上に表示する。メールアプリをそのまま使えば良いように思えるが、緊急の用件で外出中の医師を呼び出すため、一目で用件を伝えられるインターフェイスにしたという。
このほか、専用アプリがなければオフィス文書を閲覧できないようにする、ファイル暗号化アプリも展示されていた。
しゃべって営業日報 | こちらはメールで届いたメッセージをポップアップで表示するアプリ |
ファイル暗号化アプリ |
(関口 聖)
2012/10/2 16:14