ニュース

ノート読み取りアプリ「CamiApp」、ドコモの「データ保管BOX」に対応

 コクヨグループのコクヨS&Tは、手書きのノートの内容をデータ化できるスマートフォン向けのアプリ「CamiApp(キャミアップ)」をバージョンアップし、新たに連携先を追加した。今回のバージョンアップはAndroid向けの対応となる。利用料は無料。

 「CamiApp」は、スマートフォンの内蔵カメラで、専用の手書きノートを撮影すると、ノートの内容をデータ化できるアプリ。今回のバージョンアップにより、データ化したファイルのアップロード先に、ドコモの「データ保管BOX」アプリが追加された。

 「データ保管BOX」は、スマートフォンやパソコンからユーザー専用のクラウドストレージエリアへファイルなどをアップロードし、閲覧・編集ができるクラウドサービス。ドコモの対応端末で利用できる。また、ファイルデータは、既存の連携先であるEvernote、Dropbox、SmartBiz+、Googleドライブ、Googleカレンダー、SugarSync、SkyDrive、ドコモのモバイルグループウェアでも、従来通りアップロード可能。

 ほかにも、「CamiApp」の専用ノートがリニューアルされる。9月初旬の発売を予定しており、価格の変更は行われない。リニューアルされるのは、ノートブック5品番、メモパッド3品番、ツインリングノート6品番、ツインリングメモ1品番の、計15品番。

 今回のリニューアルで、名刺の記載情報を読み取るための専用ガイドが追加された。ガイドは、ノートブックとメモパッドは裏表紙に、ツインリングノートとツインリングメモは中紙のインデックスにそれぞれ記載されている。これにより、名刺をガイドの上に置き、専用アプリ「CamiApp」を使うと名刺のデータ化が容易にできるようになる。

西村 夢音