本日の一品

キーボードに必須の装備品、長く付き合えそうな木製のリストレスト

 右手首にかすかな違和感を覚えるようになったのは半年ほど前。ちょっと気になるけどまあ良いか、と放置するうち、違和感はやがて鈍い痛みとなり、時折するどい痛みを発するようになりました。いわゆる腱鞘炎の初期段階です。普段からパソコンを使用し、キーボードの打鍵が日常業務である身にはおなじみの症状です。

 昨年キーボードを新調して以来、専用のリストレストを購入しなければ……と思いつつほかのもの(ある程度厚みのある本やメモ帳など)で適当に代用していたツケがついに来てしまいました。

 以前にも腱鞘炎を発症したことのある筆者。このまま放置していると症状が重篤化することは目に見えています。酷使された手首をいたわるためにも、さっそくキーボードに合ったリストレストを購入しましたのでご紹介させてください。ダイヤテックの木製リストレスト「FILCO Genuine Wood Wrist Rest」です。

FILCOブランドで知られるダイヤテックの木製リストレスト「Genuine Wood Wrist Rest」。
裏面の滑り止めは自分で貼り付けます。
手前に向かって少し高さが下降するカーブを描いています。

 木製のリストレストといえば、Happy Hacking Keyboard など高級路線のキーボードと一緒になった場面をよく見る気がします。そうなると木製のリストレストはキーボードと同様、高級品なのかと思いきや、今回購入した製品はSサイズの場合お値段は3000円台。

 これを高いと見るか否かは人によると思いますが、天然の木を使った製品としては割合リーズナブルなのではと思います。ちなみに同製品には「漆塗り」のバージョンもあり、こちらはお値段6800円と倍近い値段になっています(本コーナーでの紹介記事はこちら

北海道産の天然木を使用していると謳いつつ、値段は約3290円とリーズナブル。
筆者が使用しているキーボード「Lofree FLOW 84」にジャストフィット。

 肝心の使い心地ですが、現在メインで使用しているキーボード「Lofree FLOW」に、Sサイズの木製リストレストは横幅・高さともにジャストフィットしました。木製ということもあり、もっと硬い触感を想像していたところ、硬質ながらどこか温かみがあり、吸い付くように手のひらを受け止めてくれる、心地よいフィット感があります。

 ジェル内蔵のものなどと異なり沈み込まない分、打鍵の力が逃げず、安定したタイピングを支えてくれるのも良いです。もちろん、打鍵するのに手首に角度をつける必要がなくなった分、手首にかかる負担も軽減されて楽になりました。腱鞘炎の予防にも役立ってくれそうです。

もっと硬質だと思っていましたが、木の肌触りはどこか温かみがあり、吸い付くようにフィットします。
ラクな姿勢を検討しているうちに、リストレストを前後反転させて使うのがベストポジションになりました。

 またこれまでに使ったことのあるジェルやスポンジが内蔵されているタイプのリストレストは、使っているうちに次第に薄汚れてボロボロになってしまう難点がありました。本製品は天然木を謳っていますから、使い込むほどに「味」が出てくるのではないかと期待しています。

 仕事の道具として使い捨てる消耗品ではなく、長く付き合う「装備」という感じ。なるほど木製のリストレストが支持される理由がわかったような気がします。

 もし同様に手首にかかる負担にお悩みの向きがありましたら、木製のリストレストを選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。

製品名発売元実売価格
FILCO Genuine Wood Wrist Restダイヤテック3290円