本日の一品
エアコンの室外機を盗まれた、配線不要な防犯カメラで対策する
2025年8月5日 00:00
やられました。エアコン室外機の盗難です。家族が留守の間に、自宅1階に設置してあった室外機3台のうち、2台の接続部が引きちぎられ、持ち去られていました。
すぐに警察に届け出たものの、残念ながら犯人が捕まる可能性は低いとのこと。また、再犯防止には防犯カメラの設置などが有効だと教えられました。
残る1台の室外機まで持ち去られてしまっては、この酷暑の中では生命に関わります。すぐに設置が簡単そうな防犯カメラを検索して目星をつけ、購入。さっそく自宅に設置して数週間が経った今のところ、追加の被害はありません。今回は皆様への注意喚起を兼ねて、購入した防犯カメラについてご紹介したいと思います。
筆者が購入したのは、Ankerの家庭向けブランド「Eufy(ユーフィ)」の製品「Eufy Solar Wall Light Cam S120」です。本製品は家庭内の無線LANと接続する防犯カメラで、屋外に設置することで太陽光発電で自動で充電し動作します。周囲が暗いときにはセンサーライトにもなるため、木々が生い茂り、夕方以降は庭先が真っ暗になってしまう筆者宅の庭にも最適です。
使用を開始するには、スマートフォン用アプリ「Eufy(Eufy Security)」を用います。アプリとスマホとの連携自体は、製品背面にあるボタンを押すだけと簡単。Wi-Fiとの接続も問題なく完了しました。家の外に設置するとWi-Fiの電波が届かないのではという危惧もありましたが、家のすぐ外であれば問題ありませんでした。
なお、製品を取り付ける台座は、壁面に穴を開けてネジ止めする必要がありました。さすがに家の壁に穴は開けたくなかったので、別途防犯カメラ設置用のスペーサーを購入。玄関先の雨樋にくくりつける形で、問題なく設置も完了。以来、ずっと家の玄関先で来訪者を監視し続けてくれています。
1万円程度の監視カメラなので性能はそこそこかと思っていたのですが、検知の感度は予想を上回る高精度でした。動くものを検知すると、スマホのアプリに「人物を検知しました」と通知が届きます。
通知からアプリを開くと、検知前後の20秒ほどの音声付きの動画がカメラから転送され、昼夜問わず何者だったのかを知らせてくれます。筆者宅の庭は猫もよく通るのですが、猫は検知せず人を正確に通知してくれますし、誤検知もありません(なお、猫を検知するモードもあるようです)。
加えて、アプリを開いて製品を選択すると、リアルタイムでカメラが撮影している画像をストリーミングで閲覧することもできますし、さらにはスマホから音声をカメラ側に送ることも可能です。ただ、あまりリアルタイムで接続しているとカメラ側のバッテリーを消耗してしまうため、時々使うだけにとどめています。
本体のバッテリーについて、設置から1カ月ほど経過した現在、バッテリー残量は84%になっていました。検出頻度や環境によるものの、1週間でだいたい4~5%のバッテリーを消耗するようです。
太陽光が当たらないところに設置せざるを得なかったため、太陽光発電ができず継続動作が心配だったのですが、このままでも数カ月はもちそうです。本体を取り外してUSB Type-C端子経由での充電もできるので、機会を見て充電しようと思っています。
ちなみにAnkerは同ブランドの防犯カメラとして複数の製品をラインアップしており、受光部を取り外して太陽光発電ができる製品や、カメラ部を回転できるものなどがあるようです。いずれのお値段もリーズナブルで、一つのアプリでまとめて管理できるのも利点です。
現状、敷地の一部にのみカメラを設置しているだけなので、カバー範囲を広げるべく追加での購入を検討しています。追加で購入した際には、あらためてご紹介させてください。皆様も、くれぐれも盗難にはお気を付けてください!
| 製品名 | 発売元 | 実売価格 |
|---|---|---|
| Eufy Solar Wall Light Cam S120 | アンカー・ジャパン | 1万4990円 |












