本日の一品

メカニカルキー採用の質実剛健なテンキーボード「8BitDo Retro 18 Mechanical Numpad」
2025年2月20日 00:00
常時必要というわけではないものの、あればとてつもなく便利に感じる瞬間が突如訪れるのがテンキーだ。ふだんはテンキーレスのコンパクトキーボードで十分であっても、確定申告のように数値の入力が多い作業の時には、やはりテンキーは必要、と思わされることは多い。
今回紹介する「8BitDo Retro 18 Mechanical Numpad」は、テンキーとしては珍しく、メカニカルキーを採用した製品だ。メンブレンタイプのテンキーとは一線を画した、しっかりと押し応えのあるキータッチに加えて、Nキーロールオーバーのサポート、ホットスワップ対応など「テンキーでそこまでするのか」と驚く仕様がてんこ盛りだ。
さらに接続方法も、Bluetoothと独自2.4GHzの2通りに加えて、付属のUSBケーブルを使っての有線接続にも対応する。さらにモードを切り替えれば電卓としても使えるなど、「このボディ形状ならこんなこともできるかも」という使い方が、すべて網羅されている。
上部にはテンキー/電卓切替ボタンや接続方式の切替ボタンに加えて、Windowsの電卓アプリの直接起動ボタンまで用意されている。また最大9桁まで表示できるディスプレイは、電卓として計算式を表示するだけでなく、バッテリーの残量表示や、USB充電時に入力ワット数まで表示する機能も備えるなど、機能を紹介し始めるとキリがないほどだ。
そんな本製品は、ボディカラーもアイボリーということで、そのデザインと相まってレトロな雰囲気を醸し出しているのが面白い。現在のPCではあまり見られなくなった配色だが、これがいちばん落ち着くという人もいるだろう。
特定の業務でだけテンキーが必要になる人は、こうした製品を引き出しの中に忍ばせておくとよいかもしれない。
製品名 | 実売価格 | 販売元 |
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8BitDo Retro 18 Mechanical Numpad | 7790円 | 8BitDo |