本日の一品

スマホスタンドにもなるQi2対応のモバイルバッテリー「EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank」を試した!

 ポータブル電源の世界的トップメーカーの1つ、ECOFLOWから、モバイルバッテリーが登場しました。その名も「EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)」。

 メーカーより1つ提供いただいたので、実際に運用してみました。本体サイズはW70×D108×H14.4mm、質量は190g。バッテリー容量は5000mAhなので、充電時などのロスを加味すると、最新スマートフォンを1回満充電にするのはちょっと心許ない容量。その代わり、軽いので携帯性の高さが魅力です。

「EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)」本体。スリムコンパクトなので持ち運びには困りません。

 スリムな本体には強力なマグネットを内蔵しており、iPhoneのMagSafeによる固定と充電ができます。製品名に「RAPID」とあるように、急速充電ができるのが特徴で、EcoFlow独自の特許技術X-Streamテクノロジーを搭載しており、内蔵ケーブルで30Wでの急速充電ができ、Qi2による、最大15Wのワイヤレス充電にも対応しています。

Qi2による ワイヤレス充電と、USB Type-Cによる 急速充電に対応しています。

 また、モバイルバッテリー自体の充電も30W入力に対応しているので、すばやく充電できます。メーカーの商用によると、33分以内に0%から70%まで充電できるとのこと。これなら朝の準備の間や、電源タップのあるカフェに寄ったときに充電ができます。

MagSafeでiPhoneにぴったりくっついて充電できます。

 また、便利なのが、スマホスタンドになることです。本体下部のロゴ部分を起こすことができ、そこが足になる仕組み。縦置きでも横置きでも使えます。このため、Qi2で充電しながら、机に置いて動画を見るといった使い方が可能。新幹線移動のときなどに便利です。

MagSafeで固定した状態でスマホスタンドとして使えます。

 ポータブル電源メーカーとして高い安全性も確保しています。温度センサーが毎秒50回リアルタイムで監視し、本体の過熱を防ぐ仕組み。

 また、1カ月間充電していなくても、95%以上のバッテリー容量をキープできる仕組みなので、いざ使いたいとなったときにバッテリーがないといった心配がありません。

 実際運用してみましたが、使い勝手はかなりよい印象。MagSafe対応のケースを使っている場合すぐに運用できます。ただし、5000mAhの容量はスマートフォンをハードに使う場合やや少なめ。1日中、出歩くときなどはモバイルバッテリー自体の充電が必要でした。

 5000mAhクラスのモバイルバッテリーとしてはやや高価ですが、MagSafeや30Wの急速充電対応、ネーブル内蔵などの要素を考えると許容範囲といえそうです。

製品名発売元実売価格
EcoFlow RAPID Magnetic Power Bank (5000mAh)ECOFLOW8990円