本日の一品

マンガチックなベビーDINOのスマホスタンド

 スマホを自宅のデスク回りや、ダイニングテーブル辺りで使う時には手に持たずに何かに持たせかけてみた方が便利な場合も多い。

 一般的には、動画再生系や音楽のプレイバック、写真の自動再生などが考えられそうだ。

 一般的に、スマホスタンドと呼ばれるモノは国内でも多く発売されているが、筆者が長く使っているモノは、国内のイベントなどでいただいたシンプルなモノが多い。

 一方、海外のネット販売ではなかなかユニークなアイテムが多くついつい買ってしまうことが多い。

 今回ご紹介するのは、筆者が1カ月ほど前にtemuで購入したソフビ製のベビーディの”スマホブラケット”という商品だ。

 どうもブラケットと言うと、スマホをクルマのダッシュボードや自転車のハンドルなどに固定するための腕木のイメージだ。本連載ではシンプルに”ベビーディノ・スマホスタンド”と表記したい。

 ベビーディノ・スマホスタンドは、子供のティラノサウルスが両腕を背中側の地面につき上体を斜め後ろに傾けて両足を前に投げ出したイメージのスタイルだ。

 両足の甲にスマホの下部を引っ掛けて斜めに立てかけ恐竜の鼻先で支える単純な構造だ。

 スマホは縦置きでも横置きでも可能だが、昨今の6インチ台の大きなサイズのスマホだと、縦置きは多少安定性が悪そうだ。

 一線から退いたスマホとかを横置きにして、フォトフレームや日替わり予定表やToDoなどの表示に再活用するのも便利そうだ。

 ベビーディノ・スマホスタンドが届いて一番驚いたのは、恐竜の手の指先や目の周囲などのこだわりのある表現力だった。

 白い歯の塗装は多少ラフだが、全体としてのまとまりはなかなか抜群だ。

 チープなガジェットが大好きな筆者宅には、いくつもスマホスタンドに準ずるガジェットがたくさんあるが、日替わりや設置する場所によって、使い分けたりしている。

 いずれも、対応できるサイズは4インチ~6インチ台のスマホがメインで、タブレットサイズに対応したモノはまず見ない。

 モバイル環境で使うなら、スリムでスマホの設置角度をある程度自由に変更できる実用的なタイプになるだろう。

 筆者のモノは何かのイベントでいただいたものだが、アウトドア環境では便利に使っている。

 あいにくベビーディノ・スマホスタンドはフレキシブルな角度設定ができず実測してみたところ、仰角60度の固定角オンリーだった。

 残念ながら、スマホの液晶画面をみるユーザーが自ら距離の遠近を調整することで最適な視野角を確保するしかなさそうだ。

 実は、今回のベビーディノ・スマホスタンドのポーズは、別のガジェット系のデザインとよく似た記憶があったのだが、しばらくそれが何だったか思い出せなかった。

 家中を見渡してやっと見つけたのは、筆者が20年以上愛用しているタイの有名なプロバガンダ デザインのテープディスペンサーだった。

 人気商品のベビーディノ・スマホスタンドはtemuでも時々売り切れになるが、だいたい300円~400円で売られている。

 筆者の購入したグリーン色系のベビーディノと、もう一種類レッド系のベビーディノも販売されている。

 売り切れてしまったら、しばらくして探してみるときっとまた見つかるだろう。

 日本の実用的かつシックなオフィスカラーがメインのスマホスタンドではなく、たまには羽目を外したグリーンとかレッドのカラフルなベビーディノのスマホスタンドで遊び心を全開してみてはどうだろうか。素材がソフビなので軽くて子供がいても安心だ。

商品販売元購入価格
漫画恐竜携帯電話ブラケット(temuでの表記)temu372円(送料別)