本日の一品
雨降りも楽しい「KASAASHI」(カサアシ)をクラファンで大人買い
2023年8月21日 00:00
例年、夏から秋にかけては台風の影響による雨や太平洋高気圧の勢力が弱まってくると秋雨前線が登場してくる。そして運が悪いと8月末から10月頃には”秋の長雨”と呼ばれる梅雨の様な感じになることがある。
そんなちょっと憂鬱な季節でも”楽しく傘をさす”後押しをしてくれそうなアイテムが今回ご紹介する韓国生まれの「カサアシ」だ。雨の日の多いそして、昨今のように夏の日差しの強い日本では傘は国民全員が最低でも1本以上は持っている生活必需品だ。
そんな傘に取り付けるライフスタイル系のガジェットは昔から数多い。近所のお医者さんや美容院、コンビニなどの傘立てで他人の傘と間違えることを最小化できるアンブレラマーカーなどが実用的な代表だろう。ガシャポンのアイテムとしても人気だ。
一方、目に見えて役に立つわけではないが、お笑いのジョークアイテムも多い。筆者がもう7年ほど前にこのコラムでご紹介した恐竜の足形をした傘先キャップもその一つだ。雨の日に少し柔らかくなった非舗装路によく傘の先を押しつけて足形をつけた。
そんな楽しくて少し役に立つ「カサアシ」をご紹介したい。カサアシは今年の初夏にバッカーを募集していたクラウドファンディング商品だ。筆者はお好みのカラーのカサアシ6セットのコースを選択して7月末に届いた。終了時点でまだ多くの在庫がありそうだったので追加の募集や一般販売も期待できる商品だ。
筆者の選んだカラーは赤(2個)黄色(2個)青色(1個)緑色(1個)の6個だ。ファンシーなパッケージを開けるとフリーサイズの傘先(直径20㎜以下)にフィットする白い靴底、傘先の太さ(直径)をホールドするネジ式アタッチメント(太・細:2個)そして全体をカバーする長靴イメージのカバーが出てくる。
実際に使用する際の総重量は実測で43gほどなので、ほどんど気にならないだろう。実際の傘への装着は極めて簡単だ。気を付けなければいけないのは装着前の傘の軸への挿入順序だ。
まず長靴イメージのカバーを傘の軸に通す。続いて軸の太さに応じて、確実に外れないようにねじ込んで締める2個の内のいずれかのアタッチメント、そして白い靴底を傘の先端に押し込みアタッチメントをねじ込み固定、最後に長靴のカバーを被せて完成だ。
筆者はL&LLサイズのビニール傘2本(緑・青)に取り付けた。同居人は一つは小さなビニール傘(黄)に取り付け、赤いカサアシは最近出番の多い日傘に取り付けた。カサアシを取り付けた傘は強風が吹いたり大きな振動や加速、減速で変化の多い鉄道車両など以外なら、確実に自立してくれるので両手が空き、便利だ。
そして何よりキュートな目立ち度が最高だ。最近の強い日差しで、毎日のように日傘を持ち出して使用している同居人は、何度もインバウンドの観光客が指さしたり話題にしているシーンに出会ったそうだ。
カサアシの実用メリットとしては前述したように自立することだ。一方、カサアシを取り付けた後の傘の最大のデメリットは、雨が降り出すと、ショップの店頭に必ず登場する”使い捨て傘袋”に入らないことだ。しかしカサアシは傘袋の代わりに雨でぬれた傘から滴り落ちる水滴を受け止めてくれる。
残念ながら普通の場所ならどこででも自立するカサアシだが、動いたり停止したりを繰り返す鉄道車両内で自立することはほぼ不可能だ。そんな時は、あまり気は進まないが、可愛いカサアシを自分の足で上から踏みつけることで他力による自立支援を強化できる。
そして雨の日が嫌なのは、傘を使用していない時の傘の置き場所がなかなか見つからないことだ。近くに傘を持たせかける壁のない駅の広いホームや鉄道車両内などはその典型だ。
従来なら傘の持ち手をポケットに無理矢理挿し込んでぶら下げたり、傘の持ち手を腕に引っ掛けるのがせいぜいだった。その姿勢でつり革を持つスタイルは他の人に迷惑をかける危険性も大きい。カサアシ付きの傘ならそれらの課題も解決できそうだ。
通行を阻害しない駅のホームの隅っこや鉄道車両内でも前述した手段で両手を開けてスマホを操作したり、本のページをめくったりすることもできそうだ。カサアシの便利さに過信は禁物だが”傘持ちだけど手ブラ”を有効な手段としてさまざまな場所で活躍してくれるだろう。
商品 | カサアシ(KASAASHI) |
価格 | 3680円 (6個) |
購入 | Makuake 現在は終了 |