本日の一品

リモコンがどこかに行ってしまった! を防ぐ「くりぴたリモコンフック」

 家の中でリモコンをなくさないためには、それらを置くための定位置を作ってしまうのが手っ取り早い。リモコンスタンドを使う方法もあるが、何でも立てておけるとかえってそれらを利用しない場合も増えてくるので、むしろ専用であるのが望ましい。

パッケージ。100円ショップで販売されている

 本製品はこうした場合に便利な、リモコンの定位置を身近に作ってしまえる製品だ。リモコン背面に貼り付けるフックと、それを引っ掛けるベースがセットになっており、身近なところにベースを貼り付けておくことで、リモコンを引っ掛けられるようになる仕組みだ。

本体はフックと、それを引っ掛けるベースのセット。耐荷重は300gと十分
まずはリモコンにフックを貼り付ける
貼り付けた状態。背面が丸みを帯びたリモコンは端が浮くので注意

 エアコンや照明器具のリモコンでは、壁に掛けるためのケースが同梱されていることが多いが、本製品はそれらが同梱されないリモコンと組み合わせての利用に適している。置き場所が決まっていれば暗闇などでもすぐ手に取れるし、リモコンをどこかに置き忘れた時でもないことにすぐ気づけるはずだ。

ベースは任意の位置に取り付ける。今回はテレビ台の側面に貼り付けた。合板などにステープラで固定するための穴もある
リモコンを上からスライドさせるようにして引っ掛ける
装着完了。置き場所が決まっているので紛失しにくく、また暗い部屋でも手に取りやすい

 欠点は、リモコンの裏面にフックを取り付けることで、手に持つ時にやや邪魔になること。またフックは両面テープで貼り付ける方式ゆえ、背面がカーブしたリモコンだと端が浮いてしまいかねないことだ。今回取り付けた「Fire TV Stick」はなんとかセーフだったが、電池を収納する関係で背面が丸みを帯びたリモコンは少なくないので、注意したいところだ。

 とはいえ、わずか110円で入手できるグッズということで、手軽に試せるのは強みだといえる。筆者の場合、本製品を導入してから、Fire TV Stickのリモコンが行方不明になる機会が激減した。部屋が乱雑でリモコンがどこに行ったか分からなくなることがよくある人に、おすすめの製品だ。

製品名発売元実売価格
くりぴたリモコンフック清和産業110円