本日の一品

タブレットと一緒にスマホも固定したい! MOFTのフリップ型マウントがバッチグーな感じ

ノートPCやタブレットと一緒にスマホを使えるようにするMOFTのスマホマウント

 みなさんもノートパソコンと一緒にスマートフォンを使いたいとか、タブレットと一緒にスマートフォンを使いたいとか思ったことがあるはずだ。たとえば大きな画面で動画を見ながら、横に置いたスマートフォンでSNSのタイムラインを見る、なんて使い方をしている人もいるのではないか。たぶんいるよね?

 筆者も、タブレットとスマホを同時に使いたいと思っていた。

 なぜなら、室内サイクリング中に動画視聴しつつ、その横でスマホを使ってバーチャルサイクリング用のアプリを操作したかったのだ。タブレットとスマホそれぞれにホルダーやスタンドを用意する手もあるが、それだとフツーだし、スタンドが2本もにょきっと生えていたら邪魔くさい。室内に置いた自転車回りのスペースに余裕はないので、できるだけスタイリッシュに2台を並べて使いたいのである。

 で、その最適解ではないか、と今のところ思っているのが、MOFTの「ノートパソコン用フリップスマホマウント」を使用したスタイルだ。

 これは、ノートパソコンの天面に貼り付けたマウントによって、ノートパソコンの画面の横や上にスマートフォンを固定できるようにするアイテム。折りたたみ式になっていて、使わないときはノートパソコンの天面と一体になる(背面側に隠れてくれる)し、スマホを一緒に使いたいときは90度折ってそこに端末を載せるだけだ。

パッケージ内容。下がスマホマウント本体、右上が後述のマグシール、左上はペーパークリップとして使うときのもの

 ノートパソコン側へのマウント本体の貼り付けは、何度か繰り返し利用が可能な粘着テープ。一方、スマホを固定するエリアにはマグネットが内蔵されているので、iPhone 12/13/14などのMagSafe対応の端末ならそのままピタッと貼り付けられて、取り外すときも簡単だ。MagSafe非対応の端末でも、付属の「マグシール」を端末背面に貼り付けることで利用可能になる。

 筆者はノートパソコンではなく10型タブレット(Amazon Fire HD 10 Plus)と、iPhone SE第2世代(MagSafe非対応)の組み合わせで使用した。タブレット背面にマウント本体を貼り付け、マグシールを貼ったiPhone SEを載せれば、完璧な2画面環境のできあがりである(バーチャルサイクリングの画面も合わせると3画面構成)。室内サイクリングでバーチャルワールドを駆け巡りながら、動画を見つつ、バーチャルワールドの地図表示や操作が簡単にできてしまう。

タブレットの背面に粘着テープで貼り付ける
90度折り返せば、サイドにマグネット内蔵部分が飛び出る
表側から見るとこうなる
でもってiPhone側にはマグシールを貼り付け
あとは載せるだけで固定完了

 ところで、タブレットもiPhone SEもワイヤレス充電対応ということで、背面にマウント本体やマグシールを貼り付けて大丈夫なのか、と心配するかもしれないが、そのままでも全く問題なく充電可能。ただし、Fire HD 10 Plusは背面右側に(マウント内部の)マグネットが近づくとなぜか画面がオフになってしまうので、マウント本体を貼り付ける場所は背面左側にしなければならなかった。

最初はタブレットの右側に固定していたが、Fire HD 10 Plusは背面右側にマグネットを近づけると画面がオフになるので、左側に変更した

 しかし、軽い力で折ればスマホマウントが現れ、マグネットで簡単に脱着でき、使わないときはサッと元に戻すだけというお手軽さ、そしてタブレットとスマホ同時利用の便利さは感動もの。きっとノートパソコンとスマホの同時利用も便利なのだろうけれど、個人的には室内自転車乗りに強くオススメしたいアイテムである。

製品名発売元販売価格
ノートパソコン用フリップスマホマウントMOFT3880円