本日の一品

大画面で視認性アップ! 部屋ごとに置きたくなる「SwitchBot温湿度計プラス」

大画面になった「SwitchBot温湿度計プラス」

 筆者が数年前から使い続けている「SwitchBot温湿度計」の進化版となる「SwitchBot温湿度計プラス」が登場したので、当たり前のように購入した。うまく有効活用できているとは思わないが、室内の温度と湿度をいつでも確認できて、家電とのスマートな連携もできるこのシリーズはお気に入り。2個ある従来機種を含めて、これで合計3つ目となった。

 新しい「SwitchBot温湿度計プラス」は、画面サイズが拡大されたのが一番のポイント。従来機種と比べてだいたい2倍ほどの面積になり、表示される文字の大きさ・太さもアップした。デジタル時計などにもよく使われているセグメント液晶だが、文字とそれ以外の空白部分とのコントラストもくっきりしたように感じる。

「SwitchBot温湿度計プラス」(左)と従来機種(右)との比較。写真撮影時の周囲環境の関係で左の画面が暗く見えるが、実際にはコントラストは左の方がはっきりしている
従来機種は、特定の角度から見たときにセグメントが欠けて見えることもあった

 従来機種だと、角度によっては表示していない状態のセグメントが影のように浮かび上がりやすく視認性が低下することもあったのだが、それも新機種では低減されているし、視野角としても広くなっている。画面が大きくなったこととあわせて、より遠くから数字を確認できるため、室内の温度・湿度をチェックする・したくなる頻度は必然的に多くなる。

 背面側にマグネットが内蔵され、金属面に貼り付けられるのは以前と変わっていないが、さらに一体式スタンドも装備したことで、置き場所の自由度がさらに上がっている。スタンドは2段階で角度調節でき(スタンドを使わない直立状態も含めれば3段階)、近くから見下ろすようなポジションに置いてもOK。これまでは直立させることしかできなかったことを考えれば、こういった使い勝手の進化も地味ながらうれしい部分だ。

スタンドを使わずに直立させた状態
内蔵スタンドを使えば軽く傾けられる
さらにもう1段階傾けることもできる
キッチンの見下ろすような位置に置くのもいい

 もちろん、アプリで過去の温湿度推移を振り返ったり、一定の温度・湿度になったときにほかのSwitchBotシリーズのデバイスと連携して家電の動作を自動化したり、といったスマートホーム用の1アイテムとしても活用できるのはこれまで通り。

アプリに製品を追加するときは「温湿度計」ではなく「温湿度計プラス」を選ぶ
過去の温湿度の推移を確認
指定の温度・湿度範囲外になったときに通知する機能も
「シーン」設定で家電の自動化もできる

 価格は500円ほどアップしているものの、筐体が大きくなった弊害は今のところ考えられないし、視認性や使い勝手がアップしたというだけでも価値としては十分。折を見て部屋ごとに1つずつ設置し、家電と連携するようにしてさらなる自宅の快適度アップを目指したいものだ。

快適な温度・湿度範囲のときはニコニコマーク。これ以外には、乾燥・湿潤のマークがあるようだ
アプリでは快適とする温度・湿度の範囲設定も可能になっている
製品名発売元価格
SwitchBot温湿度計プラスSwitchBot 2480円