てっぱんアプリ!

観光スポットを3Dで再現する「イマーシブビュー」が日本にも! 自由な角度と時間帯で眺められる

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Googleマップ
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 14.0 以降、Android 6.0 以降
カテゴリ: ナビ

 投稿写真やストリートビューにより、まるでその場所を実際に訪れたかのような感覚でバーチャル観光できるGoogleマップ。最近になって、一段と“没入感”あるバーチャル観光が可能な「イマーシブビュー」という機能が追加された。

 どんなことができるのか、紹介しよう。

観光スポットを3DCGで再現するGoogleマップの「イマーシブビュー」

好きな位置や角度から観光スポットを眺められる

 Googleマップに新たに実装された「イマーシブビュー」は、世界中の観光スポットを衛星画像と3DCGを組み合わせた立体的な画像で眺められる機能。2023年2月に発表され、その後世界中のユーザーに順次ロールアウトされる形でリリースされた。

 当初は、一部の観光スポットについて、上空を旋回しながら眺めるような3DCGアニメーションが再生されるだけだった。しかし、イマーシブビューのフル機能を利用できる状態になると、その3DCGをユーザーの手で操作し、さまざまな位置や角度からスポットを眺められる。

 ただし、ユーザーによってはまだ機能が有効になっていない場合もあるかもしれない。

Googleマップ上のスポットをタップし、1枚目の「Immersive View」と表示されているイメージを選ぶ
しばらく待つとそのスポットと周辺の地形が3DCGで再現
自由に視点を変えながら眺められる

夕焼けや星空をバックに景色を堪能することも

 現時点で日本国内の観光スポットでイマーシブビューが有効になっているのは、東京タワー、東京スカイツリー、東京ドーム、皇居、レインボーブリッジ、ディズニーリゾートの各エリア、寺社仏閣など。Googleマップで該当の観光スポットのアイコンをタップし、「Immersive View」と表示されている1枚目のイメージを選ぶと、自由に3DCGを操作できる画面に切り替わる。

 回転・拡大・縮小して、そのスポットをいろいろな位置・角度から眺めることができるほか、日時を変えたときの風景を再現することもできる。朝方のもやがかかったような景色にするのも、夕焼けに照らされる景色にするのも、あるいは星空をバックにした景色に変えるのも、自由自在だ。

 先述の通り、現在は特定の著名スポットのみがイマーシブビューに対応しているが、3D画面にした状態で周囲の建物などをタップすることで視点を移動し、スポットからある程度離れた場所も3Dで見ることが可能になっている。スポットだけでなく近隣エリアをじっくり“下見”したいときにぜひ活用したい。

東京タワー
皇居
レインボーブリッジ
東京ディズニーリゾート
京都タワー
日時を変えたときの風景を再現することもできる
スポットから少し離れた場所をチェックするのもOK
ただし離れすぎると警告が表示され、それ以上は移動できなくなる