てっぱんアプリ!
「G-NetTrack Lite」は電波状況がわかるアプリ、高速通信できる場所、5Gにつながるエリアを把握したいときに
2021年12月17日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
まだまだ利用できるエリアが少ないと言われている高速・低遅延の5Gネットワーク。果たして本当にそうなのだろうか。もしかしたら自宅や職場の周辺に、もう5Gの電波が届いているかもしれない。さっそく「G-NetTrack Lite」で確かめてみよう。
受信している電波情報を地図上にプロット
「G-NetTrack Lite」は、モバイルネットワークの電波状況や各種情報を詳細に知ることができるツール。使用しているスマートフォンが受信できる電波のうち、実際に周辺を飛び交っている電波についてリアルタイムにステータス表示する。
画面は5つのタブに分かれていて、現在受信している電波のキャリアや強度、3G/4G/5Gといったネットワークの種類、その他受信可能な電波の情報などをそれぞれで表示できる。が、最も使いどころが多そうなのが「地図」タブだ。このタブでは、現在受信している電波の情報を地図上にプロットするようになっている。
5Gでつながる場所やLTE電波の強い場所がわかる
たとえば「地図」タブの画面下部にあるプルダウンで「技術」を選択すると、スマートフォンがつながっているネットワークの種類に応じた色のドットが現在地にプロットされていく。4Gにつながっているなら緑色、5Gにつながっているなら紫色のドットになる。
この状態であちこち動き回れば、その場所におけるネットワークの種類が逐次記録され、地図上のどの場所でどのネットワークにつながるかが可視化されることになる。アプリを起動したまま移動することで、自宅や職場付近、通勤経路などでどのネットワークにつながるのかを把握できるはずだ。
また、同じくプルダウンから「シグナル強度」を選択すると、電波の強さに応じた色でプロットしてくれる。まだ4G(LTE)の電波しか届かない地域であっても、より高速に通信できそうな場所、あるいは通信しにくい場所を発見するのに役立ってくれる。急にWeb会議や大容量ファイルの送受信が必要になったときでも慌てずに済むかもしれない。