てっぱんアプリ!

「G-NetTrack Lite」は電波状況がわかるアプリ、高速通信できる場所、5Gにつながるエリアを把握したいときに

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: G-NetTrack Lite
開発者: GyokovSolutions
価格: 無料
対応OS: Android 4.0 以上
カテゴリ: ツール

 まだまだ利用できるエリアが少ないと言われている高速・低遅延の5Gネットワーク。果たして本当にそうなのだろうか。もしかしたら自宅や職場の周辺に、もう5Gの電波が届いているかもしれない。さっそく「G-NetTrack Lite」で確かめてみよう。

どの場所でどのネットワークにつながるか、などが把握できる「G-NetTrack Lite」

受信している電波情報を地図上にプロット

 「G-NetTrack Lite」は、モバイルネットワークの電波状況や各種情報を詳細に知ることができるツール。使用しているスマートフォンが受信できる電波のうち、実際に周辺を飛び交っている電波についてリアルタイムにステータス表示する。

 画面は5つのタブに分かれていて、現在受信している電波のキャリアや強度、3G/4G/5Gといったネットワークの種類、その他受信可能な電波の情報などをそれぞれで表示できる。が、最も使いどころが多そうなのが「地図」タブだ。このタブでは、現在受信している電波の情報を地図上にプロットするようになっている。

現在つながっているネットワークの詳細な情報を表示するタブ
周辺を飛び交っている電波の情報を表示するタブ
現在つながっているネットワークの情報を時系列で表示するタブ
移動中に見やすいドライブモードのタブ

5Gでつながる場所やLTE電波の強い場所がわかる

 たとえば「地図」タブの画面下部にあるプルダウンで「技術」を選択すると、スマートフォンがつながっているネットワークの種類に応じた色のドットが現在地にプロットされていく。4Gにつながっているなら緑色、5Gにつながっているなら紫色のドットになる。

 この状態であちこち動き回れば、その場所におけるネットワークの種類が逐次記録され、地図上のどの場所でどのネットワークにつながるかが可視化されることになる。アプリを起動したまま移動することで、自宅や職場付近、通勤経路などでどのネットワークにつながるのかを把握できるはずだ。

 また、同じくプルダウンから「シグナル強度」を選択すると、電波の強さに応じた色でプロットしてくれる。まだ4G(LTE)の電波しか届かない地域であっても、より高速に通信できそうな場所、あるいは通信しにくい場所を発見するのに役立ってくれる。急にWeb会議や大容量ファイルの送受信が必要になったときでも慌てずに済むかもしれない。

「地図」タブで画面下部にあるプルダウンから「技術」を選択
現在つながっているネットワークの種類に応じた色のドットが地図にプロットされる
ある程度広い範囲を歩き回って、どのあたりが5Gで接続できる場所なのかをチェックしてみた
電波強度も色分け表示。高速通信できそうな場所を探るときにも便利だ