てっぱんアプリ!
2022年の年賀状はLINEでどう? 郵送できて“お年玉”もある「スマートねんが」
2021年12月24日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
今やコミュニケーションアプリの「LINE」でしかつながっていない友人・知り合いの方が多い、なんて人もいるかもしれない。でもそうすると、年賀はがきを送ろうと思っても住所がわからないのが困りもの。そもそもはがきを書くのが面倒だったりもするし……。かといってLINEのメッセージだけで挨拶するのも味気ない。そんなときに使ってみたいのが、LINE上から年賀状を送れる「スマートねんが」だ。
デザイン年賀状を簡単に作成して友だちに画像送信
日本郵便がLINE上で提供を開始したサービスが「スマートねんが」。LINEアプリのなかで、年賀状をデザインして画像化し、それをLINEの友だちにメッセージ送信したり、印刷した年賀はがきで送付することができるものだ。
ポイントは、画像として送る場合も、はがきで送る場合も、余計な手間をかけることなくLINE上で一連の作業がすべて完結すること。画像で送る場合は200円からの「年賀状パック」を購入し、ベースとなる複数のデザインパターンから好きなものを選ぶ。追加で写真やメッセージを挿入したり、スタンプなどを貼り付けたりして作り上げたら、あとはLINEの友だちに送信するだけだ。
ただし、友だちへの送信が可能になるのは2022年1月1日以降。今のうちに作っておいて、年が明けたらすぐ送信できるよう準備しておこう。忙しくて年末ギリギリまで年賀状の準備ができない人にも都合が良さそうだ。もちろんこのメッセージ送信は無料なので、たくさんの友だちに同じデザインの年賀状を送ってもいいし、1人1人違った内容のデザインにして詳しい近況報告をするのもいいだろう。
住所がわらかなくても郵送可、受け取った人はLINEポイントが当たる
作り上げたデザインを印刷して年賀はがきとして郵送することもできる。この場合は、任意で表面の宛先部分に相手の名前と自分の名前などを入力して、別途1通あたり230円の印刷・投函サービスに申し込むことになる。
表面に書くのは、あくまでもはがきが届いたときに相手や自分のことがわかるようにするためで、正確な住所・本名を記入する必要はない。印刷・投函サービスに申し込んだ後、郵送したいLINE友だちを指定すると、友だちに住所入力の依頼が届き、そこで相手が入力した住所に届けられる仕組みになっている。
つまり、LINEだけでしかつながっておらず、住所を知らない友だちであっても年賀はがきを送れるわけだ。もちろん相手側が入力した住所を差出人側(自分)が知ることもないので、互いに住所を明かさずに送り合える。さらに受け取った側は、画像のみの場合も、はがきの場合も、LINEポイントが当たる抽選に参加できる。従来の「お年玉付き年賀状」のような楽しみもちゃんと味わえるのだ。