てっぱんアプリ!
LINEからも印刷手続きOK、セブン-イレブンのネットプリントサービス
2021年11月26日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
自宅にプリンターがないときや、出先で印刷しなければならなくなったとき、役に立つのがコンビニのマルチコピー機を使ったネットプリントサービス。必要になったそのときに慌てないよう、スマートフォンにも対応するコンビニ各社のネットプリントサービスをチェックしておこう。今回はセブン-イレブンを利用するケースを紹介したい。
ユーザー登録なしですぐにプリント。LINEも利用可
セブン-イレブンのネットプリントサービスをスマートフォンから利用する方法は3通りある。ユーザー登録なしで使える「かんたんnetprint」アプリと、ユーザー登録が必要な「netprint」アプリ、そして「LINE」を使う方法だ。
いずれもアプリから印刷したいファイルをクラウドにアップロード(登録)し、セブン-イレブンにあるマルチコピー機を操作してプリントすることになる。が、ユーザー登録なしで使える「かんたんnetprint」と「LINE」では、印刷可能な期間がファイルの登録時点から1日(翌日23時59分まで)という制限があることに注意しよう。
一方、ユーザー登録したうえで「netprint」を利用する場合は、この印刷可能期間が7日間(7日後の23時59分まで)に延長される。すぐに印刷したいのであれば「かんたんnetprint」か「LINE」を、実際に印刷するのが数日後になりそうなときは「netprint」を使うと良さそうだ。
それぞれで印刷可能なファイル形式やデータが異なっていることにも気を付けたい。「かんたんnetprint」はPDF/JPEG/PNGファイルのほか、Microsoft Word、Excel、PowerPointの印刷が可能。「netprint」はそれに加えて、URL指定によるWebページや、直接入力したテキストの印刷も可能だ。対して「LINE」はPDF/JPEG/PNGファイルの3種類に限定される。
別途アプリのダウンロードが不要な「LINE」は一番手軽だが、どちらかというとプライベート向き。ビジネス用途がメインなら、柔軟に対応できる「netprint」をユーザー登録して使うのがおすすめだ。
「netprint」と「LINE」を使ったネットプリントの手順
実際に印刷するときはどのような手順を踏むのか、ここでは「netprint」と「LINE」の2パターンの方法を紹介したい。
「netprint」では、まずアプリ上からユーザー登録を行なう。登録完了後、指定したユーザー名とパスワードでログインすればすぐに利用可能だ。たとえばオフィス文書を印刷したいときはメニュー画面から「普通紙にプリント」を選択。さらに「ファイルをプリント」で印刷したいファイルを指定し、用紙サイズやカラー・モノクロなどの印刷モードを指定し、「アップロード」すれば準備完了となる。
「プリント予約番号」が画面に表示されたら、近くのセブン-イレブンへ行き、マルチコピー機の画面で「プリント」→「ネットプリント」を選択。画面の指示に従ってプリント予約番号を入力し、印刷方法を確認・変更して、問題なければ印刷を実行する。現金もしくは電子マネーのnanacoでプリント料金を支払えばオフィス文書が出力される、という流れだ。
「LINE」では、公式アカウントの「ネットプリント」を友だち登録した後、利用規約に同意すれば使い始められる。トーク画面内にメニューが表示されるので、PDFを印刷したいときはそこから「普通紙」を選択し、他のアプリから「共有」機能を使ってLINEのネットプリントのトーク画面にPDFファイルを共有する。
共有したファイルの送信が完了すると、トーク画面の「登録履歴を表示する」からプリント予約番号を確認できる。あとは「netprint」のときと同様の手続きでセブン-イレブンのマルチコピー機を操作すればOKだ。先述の通り有効期限は1日しかないので、早めに店舗へ行って印刷しよう。