てっぱんアプリ!
1日の疲れを家飲みで癒やす、必携アプリ2本
2021年9月17日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
仕事終わりの一杯をお店で味わうことが難しくなり、そもそも在宅勤務で自宅にいることも多くなって、必然的に家飲みする機会が増えているのではないだろうか。電車の時間など、帰路のことを考える必要がないぶん、ゆっくり味わえるのも家飲みの魅力。せっかくなら普段だと試さないような銘柄を楽しんでみたい。そんなときにおすすめしたいのが、お酒との記録と出会いに焦点を当てたアプリだ。
数え切れないほどある世界中のビールを知り、記録を残す「Untappd」
まず1つ目に紹介したいのが、ビールに特化したソーシャルアプリ「Untappd」。大手ビールメーカーが販売するいわゆるマスプロダクションものに加えて、各地域の醸造所がつくるクラフトビールまで含めれば、世の中には数え切れないほどの種類のビールが存在する。そうした数々のビールとの出会いの記録を残したり、世界中にあるビールの情報、飲んだ人の評価などを知ることができるアプリとなっている。
記録するときは製品にあるバーコードを読み取るだけ。すでにデータベースにあるビールなら、そのラベル画像と製品名が読み込まれるので、あとは自分なりの評価点や味わいのタイプ、飲んだ場所や購入した場所などを選択して登録すればOKだ。本アプリを使っている知り合いなどをフレンド登録しておくと、互いが味わったビールがタイムライン上でわかるソーシャル機能も用意されている。
それら家飲みが楽しくなる機能に加えて、地図上から近場にあるクラフトビールを飲めるお店を簡単に見つける機能もある。ビールに強い専門店や居酒屋なら、通販ではなかなか手に入らないユニークなビールを発見できるはず。ぜひともタイミングを見計らってお店で味わいたい。
予算や料理に合うワインがすぐわかる「Vivino」
もう1つのアプリ「Vivino」は、ワインに特化したアプリ。こちらはワインボトルのラベル部分を撮影することで、画像認識によってその製品の情報が得られる仕組み。評価点や感想などを記入すれば、飲んだことのあるワインとして記録に残していける。知り合いをフレンド登録して互いのタイムラインをチェックできるソーシャル機能もあるが、どちらかというとワインを「発見」することに重きを置いた作りになっている。
たとえば3000円以下のワイン、3000~6000円のワイン、12000円以上のワイン、というように、価格帯から飲んでみたいワインを見つけることができる。また、赤ワイン、白ワイン、スパークリングなどワインの種類から探すことも、牛肉料理、パスタ料理、魚介料理など、合わせる料理にマッチするワインを探すことも可能だ。
本アプリでは、2021年9月時点で3901箇所のワイン産地があるとしている。世界中のユーザーが登録した情報から得られデータをもとにしていると思われるが、自分が飲んだことのあるワインが世界の産地をどれだけ網羅したのか、という達成度合いがわかるのも面白いところ。たっぷりある家飲みの時間を使って、未知の産地、未知のブランドのワインを1つずつクリアしていってみてはいかがだろうか。