てっぱんアプリ!

自分のメアドの“分身”を作れる「Bunsin」。迷惑メール対策に

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Bunsin
開発者: DataSign Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 12.0 以降、Android 5.0 以上
カテゴリ: ツール

 新しいWebサービスを使ってみたいけれど、メールアドレスの登録が必要で、迷惑メールが届いたりしないか心配……。そんなときに活用できるのが「Bunsin」だ。転送用のメールアドレスで、安心して登録できるはず。

転送用メールアドレスをいくつも作成できる「Bunsin」

迷惑メールが心配なときは、サービスごとにアドレス生成

 「Bunsin」は、自分のメールアドレスに転送するための“分身”となるメールアドレスを自動生成できるアプリ。ランダムで自動生成されたアドレスに届いたメールは、すべて自分の本来のメールアドレスに転送されて届くので、いわばメールアドレスのコピーができるようなイメージだ。

 たとえばWebサービスにユーザー登録するとき、メールアドレスの入力が求められる場合がある。しかし、うかつに仕事やプライベートで使っているメインのメールアドレスを登録してしまうと、不要なメールマガジンが届くようになったり、迷惑メールが殺到したり、というようなケースもある。複数のサービスに同じメールアドレスを使っていると、どのサービスが迷惑メールの原因なのか特定しにくい、という問題もある。

 本アプリでは、いくつも転送用メールアドレスを生成できるため、サービスごとに個別の転送用メールアドレスを生成して登録するようにすれば、どのサービスが迷惑メールの原因かわかる。それ以上受信したくなければドメイン指定でブロックできるほか、その転送用メールアドレスを削除してしまうのもOKだ。

最初に“分身”となる転送用メールアドレスを区別するためのわかりやすい名前を付ける
すぐに転送用メールアドレスが自動生成される
同じ転送先に設定した、別の転送用メールアドレスをいくつでも作れる
生成した転送用メールアドレスを一覧表示
受信した(転送した)メールのタイトルを表示可能
「ブロック」ボタンでそのドメインをブロックできる

招待制だが、プロモツイートで利用できる可能性も

 2021年8月現在は、本アプリのサービスを利用するには既存ユーザーからの招待が必要。ただし、自分のTwitterアカウントで指定のプロモーション内容をツイートすることで、公式のTwitterアカウントから招待してもらえる場合がある。また、アプリを利用できるようになった後は、自分から友人などを5人まで招待可能だ。

 なお、試してみたところでは、転送用メールアドレスにメール送信してから自分のメールアドレスに実際に転送されるまで数分ほどかかることがあった。素早くメールを送受信するような用途にはマッチしない可能性があるので注意したい。

ツイートすることで公式から招待してもらえることがある
転送先メールアドレスは、最初に登録した本アドレス以外にも追加可能。用途ごとに使い分けるのもアリ