スタパ齋藤のApple野郎
iPad miniにUSB-Cスピーカーをつないだらミョーに良かった件
2021年12月1日 00:00
気の迷いで買った4000円ちょいのUSB-Cスピーカー
AV WatchのUSB-Cサウンドバーのニュースを読んでいて、「あーこんなのもいいかな」と思った俺。サンワサプライの「MM-SPUTC1BK」である。↓こんなの。
USB Type-C搭載iPadに対応とある……アーッ!!! コレを俺の最強にイカシてるiPad mini 6に接続したら意外と便利なのかもーッ!!! と気の迷いが生じた。
のだが、メーカー価格が7040円。え~なんか……やっぱヤメた。つーか今の時代はフツーにBluetooth接続だろ。つーか俺の最強にイケてるiPad mini 6は既にソニーのBluetoothスピーカーとペアリング済みで使ってるし。
と思ったのではあるが、iPad mini 6にUSB-Cスピーカーつないでみたいニャ的な欲望がほのかに残っていたので、一応ネットショップで価格などを見てみた。そしたらこれ、発売直後なのに4000円ちょいで売られていたんスよ。
いきなり2000円以上値引き状態!!! くわッ!!! ポチッとな!!! と気の迷いを再発させて購入したのであった。
……もしや4000円ちょいで売ればメーカーも販売店もしっかり儲かるメーカー価格高値付け作戦なのかーっ? と思ったが、深く考えないことにしてUSB-Cサウンドバーの到着を待った。
音楽向けではない音質
届いたUSB-Cサウンドバーをとりあえず俺の最強に便利なiPad mini 6に接続してみると、スピーカーからピロリン♪ 的なチャイムが流れてアッサリと接続が済んだ。
音質はボーカル域中心という感じで、低音もそこそこ出るものの、音楽鑑賞には向かないという印象だ。再生周波数帯域は80Hz~18kHz。音楽向けスピーカーの再生周波数帯域は20Hz~20000Hzくらいだったりするが、このスピーカーの場合は高音域があまり出ていないので、音楽のディテイルや繊細さを味わうには物足りないという感じ。
ほか、USB-Cケーブルが硬めなのが気になる。約1.2mという長さは端末との距離をある程度離せるので汎用的で適切って感じがするが、ケーブル自体がわり硬いのでまとまりが悪い。USB-Cケーブル脱着式にしてくれればよかったのに~。
でもまあ、シンプルで使いやすいUSB-Cサウンドバーである。ノートPC用の外付けスピーカーとしてもフツーに便利じゃなかろうか。
そして俺の場合、このUSB-Cサウンドバーに活路を見いだした。「あのちょっとしたモヤモヤを解消できそう」と思った。
キンキンしない音が心地いい
俺の場合、俺の最強に秀逸なiPad mini 6を小脇に置いて、音楽やラジオ(サイマルラジオ)を聴いたりネット配信動画を観たりしている。ながら聴きだったりながら観だったり。
んで、そのときの音質に少しだけモヤモヤしていたのであった。たとえば、それらの音をiPad mini 6の内蔵スピーカーから出したとき。そこそこ高音質なのでイイといえばイイのだが、「ながら」だと高音が耳に刺さる感じがすることがある。音をよく聴くにはその高音質がありがたいものの、ながらで聴くにはクリア過ぎて(とくに高音が)少しだけ耳障りになることがある。同じように使っているBluetoothスピーカーにも同様のモヤモヤがある。
これらのスピーカー、高音質であり高音もしっかり出るのはイイんだが、なーんか「ながら」づかいには向かないような気がする。なんかこう、作業中には「音が気になる」と感じることがある。
なお、これらソニー製Bluetoothスピーカーは「Music Center」アプリを使えばイコライザーによる音質調整も行える。とくにSRS-HG1は細かく音質調整が可能で、その気になれば「ながら聴きに最適な音質」にすることもできる。とは言っても、そこまで「音質が良すぎてながら聴きに向かない」ということが気になっているわけではないので、フツーに高音質スピーカーとして使っていたのであった。
で、音楽を聴くための音質としてはイマイチな感じのUSB-Cサウンドバーを「ながら聴き」使ってみたら、これが意外にイイ感じ♪ 低音とボーカル域中心で、あまり音圧を感じず、高音も控えめの音質なのが「ながら」づかいにちょうどいいかも~、という印象になった。
そんな感じで使っている、ながら聴きに向いている感じのUSB-Cサウンドバー。ほか、使っていて「この点もいい」と感じたのは、充電不要であること。こういう使い方だと1日に10時間くらいスピーカーを使い続けることもあるわけだが、それでも電池残量を一切気にしなくていいのは気楽である。まあ俺の最強にキュートなiPad mini 6は充電する必要があるが。