ニュース

「あけおめ」はLINEが8割、LINEヤフー調査

 LINEヤフーは、年始のあいさつに関する意識調査を実施した。LINEのアンケートプラットフォームを利用した調査で、調査対象は20代~50代。有効回答数は1051件。あわせて、年始のあいさつに活用できるAI機能を紹介した。

年始のあいさつ方法はLINEが8割

 調査の結果、年始のあいさつに使う連絡手段はLINEが86.6%で最多となり、年賀状が32.8%、SNSが20.4%となった。なかでも、最も利用する手段にLINEを挙げた人は78.5%だった。

 年始のあいさつにLINEを利用する理由としては、「手軽だから」が83.6%、「LINEでつながっている人が多いから」が55.3%となった。

 また、LINEで年始のあいさつを送る相手は、「友人」が92.5%、「家族・親戚」が54.6%、「同僚・上司・部下など仕事関係者」が25.3%だった。

年始のあいさつメッセージは嬉しい?

 年始のあいさつがLINEで届いたときの最も近い感情は、49.2%が「嬉しい」、25.0%が「ほっこりする」だった。

 一方で、「特に何も感じない」が17.6%、「どう返すか悩む」が5.3%、「面倒だと感じる」が2.8%という結果に。

 年始のあいさつがLINEで届いたときに嬉しいと感じる瞬間は、「親しい人から連絡が来たとき」が64.5%、「久しぶりの人から連絡が来たとき」が58.0%となった。

 「LINEでの年始のあいさつをきっかけに、その後の会話が続くことはありますか?」の設問には、13.3%が「よくある」、45.2%が「ときどきある」と答えた。

年始のあいさつで悩むポイント

 LINEで年始のあいさつを送る際に悩むポイントについては、「どんな文面にするか悩む」が37.1%、次いで「毎年似たようなメッセージになってしまうことに悩む」が32.2%となった。

年始のあいさつに活用できるAI

 LINEヤフーは生成AIによる返信の提案機能を紹介。「LINE AI」は質問や情報収集、画像生成ができるサービスで、メッセージの文面に悩んだ際の相談などに活用できる。

 また、LINEのトークルーム内で利用できる「LINE AIトークサジェスト」は、会話の流れに合わせてAIが返信文を提案したり、LINEスタンプを提案したりする機能。口調の変換にも対応する。

標準の返信文の提案例
「丁寧に」を押した時の提案例
「親しみやすく」を押した時の提案例

 なお、「LINE AI」や「LINE AIトークサジェスト」はOpenAIなどのAPIを使用しており、APIは変更される場合がある。