スタパ齋藤のApple野郎

iPhoneのスクリーンショットはBluetoothキーボードで手軽にネ♪

Bluetoothキーボードひと押しでスクリーンショット取得!!!

 イキナリだが、俺的に気に入っているiPhoneスクリーンショット取得方法をご紹介してゆきたい!!! それはBluetoothキーボードのボタン押下!!! ほとんどの状況下にて、一発でスクリーンショットを撮れて手軽でイイぜ~ッ!!!

これはサンワサプライの「Bluetoothキーボード 400-SKB065E」で直販価格は3780円。レビューはコチラ↓。
iPhone/iPad専用のテンキーレスキーボードで、様々な機能をワンボタンで呼び出せるファンクションキーを搭載している。
ファンクションキーのうち、赤矢印のキーがスクリーンショット取得。これを押せばBluetooth接続したiPhone/iPadのスクリーンショットを撮れる。
これはSATECHI(サテチ)の「BLUETOOTH EXTENDED KEYPAD」。Bluetooth接続のMac用テンキーボードだが、iPhoneでも使える。Amazonでは4899円で売られている。レビューはコチラ↓。
このテンキーボードには「prtscn(PrintScreen)」ボタンがあり、これを押すことでMacやiPhoneのスクリーンショットを撮れる。

 これらのBluetoothキーボードを使えば、ひとつのキーを押すだけで、iPhoneのスクリーンショットを取得できる。iPhoneを両手で操作している瞬間をスクリーンショットに収める場合でも、手の小指とか、あるいは足の指などを使ってBluetoothキーボードの「prtscn」を押せばOK。何かと非常にお手軽であり便利。iPhoneでスクリーンショットを多々撮る方にはスゲくオススメである。

 ちなみに、こういうスクリーンショット専用ボタンを備えたキーボードは、ほかにも存在すると思われる。が、探してみると意外なほど少ない。

 実はiPhone対応の小型Bluetoothテンキーボードでスクリーンショット用ボタンがあるものを鋭意探し中だが、なかなか見つけられないでいる。上記SATECHI製品は使いやすいものの、ちょっと大きめなので「スクリーンショット専用のさらに小さいBluetoothテンキーボードが欲しいゼ?」と探しているわけだが、この希望はまだ叶えられていないのであった。

てゅーか、iPhoneのスクリーンショット取得方法、面倒じゃないスか?

 前出のようなBluetoothキーボードを使い、iPhoneのスクリーンショットを取得している俺。仕事柄、スクリーンショット撮りまくりなんスよね? で、ナゼにBluetoothキーボードを使っているかと言えば、iPhone標準のスクリーンショット取得方法について「メ~ンドクセ!!!」と感じるからだ。

左から、Face ID搭載モデルのiPhoneでスクリーンショットを撮る方法、Touch IDおよびサイドボタン搭載モデルで撮る方法、Touch IDおよびトップボタン搭載モデルで撮る方法。※画像はApple公式ページより抜粋。

 標準の方法でも、多くの状況で容易にスクリーンショットを撮れる。のだが、場合によっては一苦労。たとえば、画面操作の途中(フリックによる画面推移中など)を撮る場合、片手は画面操作の途中で止めておき、もう片手でスクリーンショットを撮るためのボタン操作を行う。Face ID搭載のiPhone 12とか11なら、片手でのスクリーンショット取得操作も、まあまあできる。

 だが、カメラ機能使用中のスクリーンショットとかだと、スクリーンショット取得操作をする手がレンズを覆わないように、その手を画面側にして撮る必要が出たりする。画面よく見えないから勘で!!! あっ失敗!!! てな感じで、けっこー煩雑な操作になる。もう片手でカメラ機能の操作途中を維持するような場合だとすっごーく疲れるスクリーンショット取得作業となる。

 あるいはボリューム調節中の表示を出しつつのスクリーンショット取得も、標準の方法だとタイミングが掴みにくい。あの表示、すぐ細くなったり消えたりするんスよね?

 しかし、そういった多くの場合でもBluetoothキーボードを使えば容易。労せず的確なタイミングでスクリーンショットを撮れる。一部のAndroid端末にはカスタマイズ可能な物理ボタンがあり、そこにスクリーンショット取得を割り当てることができたりして、アレは非常に便利だし快適。iPhoneにもああいうカスタマイズ可能な汎用物理ボタンが欲しいナ~とか思ってしまう俺だ。

ほかのスクリーンショット取得方法

 iPhoneでスクリーンショットを撮る方法は、前述の「標準の方法」のほかにもいくつかある。たとえばiOS 14アップデートから使えるようになった「背面タップ」の方法。iPhoneの背面を指でトントンとタップすると特定の操作を行えるという機能で、タップは2回と3回で別の操作を割り当てられる。で、これにスクリーンショットを割り当てられる。

設定>アクセシビリティ>タッチ>背面タップで設定していく。俺の場合、ダブルタップにスクリーンショットを、トリプルタップに拡大鏡を設定している。

 上のように設定した場合、iPhoneを持った手の人差し指などで、iPhoneの背面を2回タップすればスクリーンショットを撮れる。ウェブブラウザーで情報をアレコレ探しつつ、気になる表示をメモ的に多々残すなどする時には便利だ。が、両手でiPhoneを操作している瞬間を撮るには向かない。

 各種操作やボタン機能を画面上に表示・使用できる「AssistiveTouch」を使ってスクリーンショットを取得することもできる。

AssistiveTouchを有効にすると、画面上に丸いボタンが現れる。これをタップすると様々な機能を呼び出せるウィンドウが表示される。物理ホームボタンが壊れちゃったユーザーにも使われてますな。物理ホームボタン故障防止のために使っている人も。
AssistiveTouchは、設定>アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouchへと進み、AssistiveTouchをオンにすることで使えるようになる。「最上位メニューをカスタマイズ」からは、AssistiveTouchで呼び出せる機能を自由に変更できる。

 AssistiveTouchからスクリーンショットを撮る方法は、丸いボタンをタップ>デバイス>その他>スクリーンショットで行える。画面を4回タップする必要があるが、上記のとおり「最上位メニューをカスタマイズ」から呼び出せる機能を自由に設定できる(最上位メニューにスクリーンショットを加えることができる)ほか、カスタムアクション設定で「丸いボタンのタップがそのままスクリーンショット撮影」という設定にもできる。なお、AssistiveTouchによるスクリーンショット取得中は、AssistiveTouchの丸いボタンは消える。

 AssistiveTouchでのスクリーンショット取得は、わりとスマートな方法だと感じられる。丸いボタンをタップすればスクリーンショットを撮れる設定できるので、手っ取り早さもある。でも俺的にはあの丸いボタンが常時(濃かったり薄かったりするが)表示されるのがなーんかイヤであり、不意に触れてメニューがポップアップすると「イラッ」としたりもする。

 てなわけで、結局はBluetoothキーボードでiPhoneのスクリーンショットを撮ることが多い。2~3枚ならBluetoothキーボード使わないんスけどね。仕事で連続で撮るとか、ややトリッキーなスクリーンショットを撮る時は、スクリーンショット取得専用ボタンとなる外付けBluetoothキーボードが超絶便利なのであった。

スタパ齋藤

1964年8月28日デビュー。中学生時代にマイコン野郎と化し、高校時代にコンピュータ野郎と化し、大学時代にコンピュータゲーム野郎となって道を誤る。特技は太股の肉離れや乱文乱筆や電池の液漏れと20時間以上の連続睡眠の自称衝動買い技術者。収入のほとんどをカッコよいしサイバーだしナイスだしジョリーグッドなデバイスにつぎ込みつつライター稼業に勤しむ。