スタパ齋藤のApple野郎
iPhoneのShazamで楽曲情報をゲット★
2021年4月21日 06:00
iOS 14.2から音楽認識アプリ「Shazam」が内蔵された件
Mac用ソフトウェアラジオアプリ「CubicSDR」で海外短波放送を聴取していたら、「あれ? この曲ってなんだっけ!?」と思った俺。速攻でiPhoneの「Shazam」アプリを起動し……ようとしたが、アーッ!!! アンインストールしちゃったっぽいーッ!!!
あれ? Shazamって最近iPhoneっていうかiOSに組み込まれたんじゃなかったっけ? そんなニュースを読んだような……と、調べてみたら、iPhoneの場合はiOS 14.2でShazamが組み込まれた。つまり、Shazamアプリを別途インストールせずともも、iPhone(やiPadやiPod touch)でShazamが使えるようになった、ハズ、である。
で、どうやって使えば? コントロールセンターからShazam(ミュージック認識)にアクセスできるらしい。だが、俺のコントロールセンター内にはShazamが居なかったので、設定をば。
と設定を終えてShazamを使い始めた頃には、既に海外短波放送は終了していたのであった。残念。次回はShazamに何の曲だか教えてもらおう。
相変わらずスゲく認識率が高いShazam
久しぶりに使ったShazam。手持ちの曲やネットから流れる曲など、いろいろな曲を認識させてみたが、相変わらず、さっすがの認識率であった。
まずは手持ちの楽曲をアレコレ試した。結果、マイナー気味なジャズやクラッシックでは認識に時間がかかったり、結果が得られなかったりした。が、誰もが知っているようなメジャーな曲は100%と言っていいくらい完璧に認識。「こんな曲までわかるんだ〜」ということも多々あった。小さな音でも認識してくれた。
YouTubeの「歌ってみた」系もアレコレ試したが、アレンジが強い曲は認識しないことが多かった。VOCALOIDが歌う曲はナゼか意外と認識率が高かった。改めてなかなか興味深いShazam。もちろん無料なのでぜひ試してみてほしい。
アプリ版Shazamも併用できる
iOSにShazamが組み込まれたということで、じゃあアプリ版はどうなるの? と思って探してみたら、フツーにアプリ版も存在していて、フツーにiPhoneへとインストールすることができ、フツーに無料で使用できるのであった。
アプリ版Shazamの場合、アプリ上の設定で「アプリ起動時にShazam開始」をオンにしておくとスムーズに使える。アプリ起動のタップだけでShazamで楽曲認識を始められるからだ。コントロールセンターからShazamを使う場合、コントロールセンターの呼び出しとShazamアイコンへのタップがあるので、ひと手間多いことになる。
それからアプリ版のShazamだと「Auto Shazam」が使える。1曲毎に認識開始の操作をするのではなく、聞こえてくる曲を次から次へと自動的に楽曲認識してくれるという機能だ。iPhoneをスリープさせていても機能する。DJの人は「これを使われるとわりと商売あがったりって感じ」とボヤいていたが、音楽を聴く側からしたら全部Shazam任せにしておいて後から「あの曲はコレだったんだ〜」と曲名がわかって便利ですな。
なお、Shazamはインターネットに接続していないオフライン時でも使える。Auto Shazamも同様。たとえば機内モードにしておいても使える。
手軽に使えるiOS組み込みShazam。そしてより高度なことにも対応するアプリ版Shazam。にしてもShazamスゴいっすね。久しぶりに使って、改めてその楽曲認識率の高さにびっくりした俺であった。