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 ユーザーが購入・販売できる通販サービス「LINE MALL」が販売手数料を無料化、iOSアプリは2週間で100万ダウンロードを超えたそうです。無料化も驚いたけれど、とにかく勢いがすごいなぁ。“LINE MALLすぐ売れた”というネットの書き込みを何度か目にしたので、期待を込めてはじめてみることにしました。

 登録はとっても簡単。アプリをダウンロードしたら、ID、住所、クレジットカード情報を入力。プロフィール写真もその場で撮影してすべての登録がたった3分で完了しました。さっそく出品してみます。今回は、一目惚れして買ったのにサイズが微妙に合わずに、1度しか履いていない靴を出品することにしました。

ファッションや雑貨、ガジェットなど豊富なLINE MALL。見てるだけでも楽しい
ID、住所、クレジットカード情報などを入力したらマイページが開設。開設後にアイコンの写真を設定できる
プッシュ通知は細かく設定できる

 この手の出品は、とにかく写真が大事だと言いますよね。品物の魅力を最大限に引き立てるため、部屋の照明を明るく、背景はシンプルに、と聞いたことのある情報を頼りにやってみることに。真夜中の撮影会、眺めるだけでも満足だったお気に入りの靴を、お嫁に出すような気持ちで丁寧に撮影しました。LINE MALLでは、1品あたり、写真が10枚まで登録できるようになっています。角度を変えたり、質感やヒールのディテールがわかるように複数撮影し、全部で9枚登録しました。

写真は多いほうがちゃんと伝わるのでいいらしい。数パターン撮影して、全部で9枚を登録

 ブランド名・サイズ・カラー・素材・配送方法などを選択します。続いてお値段。LINE MALLでは送料込みの価格で出品するルールなので、考慮しつつ決めていきます。同じブランドの靴がだいたい3000円くらいで出品・成約されていたのを参考に、今回は2500円に設定、登録が完了しました。「あぁ、ちょっと安くしすぎちゃったかな? これすぐに売れちゃうかも。寝て起きたらもう売れてるかも。どきどき」と期待しながら眠りにつきました。

あらかじめ用意されているブランド名が豊富で驚いた。検索やスクロールで見つけたらタップするだけ
サイズやカラーなどの情報も登録してあっという間に完了
なかなかトップ画面には表示されないけど、ジャンル別に辿ったらちゃんと出品されているのがわかった

 これまで、他のフリマアプリやオークションサービスなど、アカウント登録してみても、なかなか出品にまで至らなかったのですが、LINE MALLはとにかくスムーズに登録できました。最近は登録・撮影・出品・成約後の連絡など、スマホですべて完了するサービスが増えているので、ユーザーにとってはありがたいです。

“お気に入り”の通知があると嬉しい

 肝心の売れ行きはどうかといえば、残念ながらまだ売れていません(3月28日現在)。写真が悪いのか、高すぎるのか……。まぁ、そう簡単にはいかないものですね。そんなこんなで最初の2500円から2000円に値下げしました(笑)。私も「LINE MALLすぐ売れるよ」っていうエントリーをお届けしたかったのですが。「すごい売れる」と言っている方にコツなど教えて頂きたいところです。LINE MALLの成約率は約2割で、こういったサービスの中では高いほうらしいです。まだ初心者なので、これからいろいろ試してみようと思います。

 売れなければ何の意味もないのですが“お気に入り”が4件ついたので、ちょっと嬉しいです。