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iPadのバッテリーの健康状態はどうやってチェックする? 【iPad Air(第5世代)】

購入してから4年目を迎えた「iPad Air(第5世代)」。バッテリーの健康度はどう?

バッテリー性能は低下する

 スマートフォンやタブレット、パソコンは充電して使うモノ。本体内蔵のバッテリーに蓄えられた電気エネルギーを使い、本体を動作させるわけだけど、長く本体を使っていると、バッテリーの性能が劣化し、100%まで充電しても使える時間が徐々に短くなってしまう。

 こうしたバッテリーの「性能」や「健康状態」は、端末上の[設定]アプリで確認できる。たとえば、iPhoneは[設定]アプリの[バッテリー]-[バッテリーの状態]で、[バッテリーの状態][最大容量][充電回数][製造日][最初の使用]を確認できる。これらのうち、[最大容量]が80%を切っていると、交換が推奨され、AppleCare+に加入しているユーザーは無償でバッテリー交換ができる。

「iPad mini(A17 Pro)」(第7世代)など、最新のiPadでは、iPhoneと同じように、[設定]アプリ内でバッテリーの「最大容量」(健康度)や「充放電回数」などを確認できる

 ただ、80%を超えていると、AppleCare+に何年入っていてもバッテリー交換は有償。AppleCare+に一定期間以上、契約していれば、バッテリー交換を少しは割り引くくらいの配慮があってもいいのにねぇ。ちなみに、AppleCare+に加入していないときのバッテリー修理の費用は、機種によって違うけど、およそ1万円台半ばから2万円程度。

 一方、Androidスマートフォンはメーカーによって、多少の違いがあるものの、Googleの「Pixel」シリーズでは[設定]アプリの[バッテリー]-[バッテリーヘルス]で[バッテリー容量]が確認でき、GalaxyなどのほかのAndroidスマートフォンも[設定]アプリの[バッテリー]-[バッテリー情報]で確認できる。

iPadのバッテリーの健康状態は確認できる?

 iPadはiPadOSを搭載しているものの、基本的なユーザーインターフェイスはiPhoneと共通化されている。そのため、iPadでも同じように、バッテリーの状態を確認できそうだけど、実はiPadの[設定]アプリで確認できるようになったのはごく最近。

 正確には2024年5月発売の「iPad Air(M2)」や「iPad Pro(M4)」からで、幅広いユーザーが購入する「iPad」(いわゆる無印iPad)も2025年発売の「iPad (A16)」(第11世代)から、コンパクトな「iPad mini」も「iPad mini(A17 Pro)」(第7世代)以降が対象。つまり、それよりも前のiPadは、「最近、バッテリーの減りが早いかも……」と思っても標準でバッテリーの健康状態を確認できないわけだ。

バッテリー性能を解析データから確認する「MochiLog」

 iPadのバッテリー性能を知る方法としては、Apple Storeに出向き、Geniusバーでサポートを受けたり、Appleのサポートページからチャットで確認する方法(受付時間に制限)などがあるが、実はほかにも確認する方法がある。

 ひとつめは「りゅうや」さんという方が開発した「MochiLog」というアプリ。App Storeで公開されているので、iPadやiPhoneにダウンロードして、インストール。iPadやiPhoneの[設定]アプリの[プライバシーとセキュリティ]-[解析と改善]-[iPad解析を共有](iPhoneは[iPhone解析を共有])をオンにする。

[MochiLog]で分析するには、アプリをインストール後、[設定]アプリの[プライバシーとセキュリティ]-[解析と改善]を選び、[iPad解析を共有]をオンにする

 [iPad解析を共有]の下に表示されている[解析データ]をタップすると、データが表示されるので、最新のデータをタップ。

[iPad解析を共有]の下に表示された[解析データ]をタップすると、データの一覧が表示されるので[Analytics~]ではじまるデータをタップ

 続いて、右上の[共有]をタップし、中段の共有アプリの[その他]で一覧から[MochiLog]を選ぶと、解析データが読み込まれ、iPadの状態が表示される。表示された内容のうち、バッテリーには「充電回数」や「設計容量」、「実測容量」などが表示される。今回試した「iPad Air(第5世代)」は、実測容量が「80.7%」という結果だった。

選んだ解析データの内容が表示されるので、右上の[共有]をタップ
共有するアプリの[その他]を選び、一覧から[MochiLog]を選ぶ
解析データの内容が読み込まれ、バッテリー容量の詳しい情報を確認できた

Macと接続する「coconutBattery」

 もうひとつはMacを利用する方法で、Mac向けに公開されている「coconutBattery」というソフトを使う。「coconutBattery」は元々、MacBookなどのバッテリーを調べるために開発されたそうだが、Macと接続することで、iPadやiPhoneのバッテリーの状態を調べることもできる。

 「coconutBattery」のWebサイトからアプリをMacにダウンロード。アプリをMacの[アプリケーション]フォルダに移動して、アプリを起動する。MacにiPadやiPhoneを接続すると、右上の[iPhone/iPad]タブを選んだとき、バッテリーの状態が表示される。「MochiLog」では実測容量が「80.7%」という結果だったが、「coconutBattery」の「Battery Health」は86%という表示だった。

Macにインストールした「coconutBattery」を起動。iPadをUSBケーブルで接続し、アプリ内の[iPhone/iPad]タブを選ぶと、[Battery Health]などの情報が確認できる

 どちらが正確なのかは一概に言えないが、いずれにせよ、筆者の「iPad Air(第5世代)」のバッテリー性能は、80%台ということだ。

 今後、また機会を見て、それぞれの方法でバッテリー性能を計測してみて、80%を切るようであれば、AppleCare+でバッテリー交換を依頼した方が良さそうだ。できれば、そろそろ買い替えたい気もするけど、Apple製品はもともと高価格なのに、さらに値上がっちゃいましたからねぇ。