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OPP Find X9 Ultraに突然追加された謎のAIアプリ「Mind Pilot」とは

【OPPO Find X9 Ultra】

 直近ではOPPO Find X9 UltraやOPPO Reno15 Aといった端末が発売されているOPPO。ハッセルブラッドチューニングが好みの筆者は、OPPO Find X9 UltraをAmazonのセール時に購入しました。

 カメラレビューについてはもう少し使ってからお届けできればと思いますが、今回紹介したいのが「Mind Pilot」というアプリです。ColorOS 16から登場したアプリで、旧端末でも、アップデートに対応していれば利用可能とのことです。

 OPPOのAI機能としては、以前よりMind Spaceという、端末内の情報を一か所に集め、管理する機能が搭載されています。思想としてはNothingのEssential Spaceとほぼ同じで、使い続けていくことで、ユーザーの情報が蓄積されていくので、どんどん便利になります。端末によっては、本体側面のSnap Keyを押すことで、簡単にMind Spaceへと情報を蓄積することも可能です。

 ここに追加されたのがMind Pilotという機能。独立したアプリが用意されているほか、Mind Spaceからも直接アクセスすることができます。

 Mind Pilotは、Gemini、Perplexity、ChatGPTと3つのAIに対して同時にプロンプトを投げ、回答を比較できる機能です。コーディングのような作業には向きませんが、ざっくりとした調べ物をしたり、アイデアの壁打ちをしたりする際には、同時に複数の回答が得られて便利です。各AIサービスを利用するためのアカウント作成も不要となっています。

 また、Mind Spaceに登録している内容を引用し、それを各AIモデルに投げるといった動きもできます。気になる記事の見出しをMind Spaceに残し、それをMind Pilotで深掘りしていくといった使い方ができます。

 仕様が少々気になったので、メーカーに確認したところ、各AIサービスは、既存のユーザーアカウントとの紐づけができないとのこと。すでに気に入ったAIサービスに情報を蓄積している人もいるでしょうから、この垣根はいつか越えてほしいところです。筆者も、Geminiに多くの個人情報を明け渡している状態なので、これまでの会話なども引用できるようになってほしいと感じています。

 ちなみに、使用されているAIのバージョンは、その時々で最適化されるため非公表とのこと。気にはなりますが、アップデートがしっかりと行われるのであればOKといったところでしょうか。

 各社独自のAI機能を実装する流れが強まっていますが、OPPOのアプローチは個人の情報を一か所に蓄積するMind Spaceと、その情報も使いつつ、ほかのAIサービスにまとめてアクセスするMind Pilotにより、AIを活用するための拠点づくり、AIとユーザーの接点づくりをしているように見えるのが面白いところ。

 Mind Space、Mind Pilotはまだまだ発展途上の機能であり、ブラッシュアップの必要性は感じるものの、アプローチとしてはユニークです。各スマートフォンメーカーのAIに対する取り組みが多様化していき、ユニークな機能が増えていくことに、今後も期待しています。