みんなのケータイ

2年目のiPhoneはどう使うべきか?
【iPhone 16 Pro】
2025年12月16日 00:00
筆者は毎年、新しいiPhoneに乗り換えていましたが、iPhone 17 Proの購入は見送りました。今年はパソコンやデジカメを買い替えたり、遠方に出かけることも多かったり、なにかと出費がかさんだのが理由です。もちろん、iPhone 17 Proの進化点やデザインにさほど惹かれなかったのも要因。iPhone 16 Proに十分満足しているので、もう1年使ってみようと思った次第。
iPhone 16 Proの使用が2年目に入り、気になったのがバッテリーの劣化。「設定」でバッテリーの状態を確認すると、「正常」ではあったものの、最大容量は「93%」に減っていました。まだ、そんなに電池持ちが悪くなったとは感じていませんが、これから、だんだん悪くなっていくってことですよね?
そこで、バッテリー寿命を延ばすために、充電上限を「80%」に設定。さらに、電池切れを未然に防ぐために「低電力モード」に切り替えて、使ってみることにしました。従来から、電池残量が少なくなったときに、低電力モードで使うことがありましたが、それで困った記憶はありません。ならば、常時「低電力モード」でも支障はないんじゃないかと。
筆者は、Google Pixel 10 ProとNothing Phone(3)も使っていますが、メイン端末はiPhone 16 Pro。電話、メッセージ、カメラ、インスタ、検索、決済、株、スマートウォッチやスマートリングとの連携などにフル活用しています。ちなみに、音楽、YouTube、ゲームといったエンタメ系はAndroidで使うことが多いです。
低電力モードにすると、CPUのパフォーマンスが抑えられ、アプリのバックグランド更新、メールの自動取得、ディスプレイのリフレッシュレートなどが制限されるとのこと。
筆者が低電力モードで使って最も気になったのは、画面がカクカクすること。ほかには、英語学習アプリ「Duolingo」の反応が鈍くなったり……。意外にも「LINE」の通知はちゃんと届くし、Siriも問題なく使えました。低電力モードのオン・オフで「Gemini」も使い比べてみましたが、差は感じませんでした。まぁ使えるというか、我慢できる範囲なのですが、決して “快適” ではありません。せっかくハイエンドのProを使っているのに、ヌルサクの快適さを手放すのは本末転倒ですよね?
そこで、充電上限は80%に設定しつつ、低電力モードの常時設定はやめて、移動中など使わないときだけ、低電力モードに切り替えることにしました。また、すぐに低電力モードに切り替えられるように、コントロールセンターに低電力モードのアイコンを追加しました。
「今日は電池が持たないかも……」「今日は急ぎの連絡はないし、自動更新は不要」といったときに、素早く切り替えられるので重宝しています。本当は、1年目から電池を大切にする使い方をすべきなのでしょうね。次回からそうします。







