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2年使った「Xperia 5 IV」のバッテリーは元気なのか

【Xperia 5 IV】

 「Xperia 5 IV」を使い始めて丸2年ほどが経過しました。2年というともう買い替え、という方がいるかもしれませんが、今のところ筆者はまだまだ使い続ける予定。1台のスマホを長く使うという人にとって気になるのはバッテリーの寿命です。

だいぶアバウトな健康度だがバッテリーはまだ元気。後継機が出ないため買い替えられない

 スマートフォンのバッテリーはだいたい2年前後も使うと弱ってきて、3年も経てば1日使うのも厳しいというケースが多いのではないでしょうか。容易に交換できないこともあり、バッテリーの寿命=買い替えと考える人も多いでしょう。そうなると、やはりバッテリーの寿命は少しでも長くあってほしいものです。筆者はだいたい2年前に、現在使用しているXperia 5 IVを購入しました。そろそろバッテリー交換かなと思っていましたが、実は購入当初と特に変わらず使えています。

 「いたわり充電」を常時80%に設定しているほかは、何も気を使っていることはありません。むしろ、ワイヤレス充電しながら長時間Android Autoを使い続けたり、多少ゲームを嗜んだりとそこそこ過酷な環境だと思っていたので、意外な結果です。筆者が過去に使ってきた他社機では、2年前後で明らかなバッテリーの劣化を感じていたので、Xperiaは健闘していると言えると思います。

 数字で示せるものがないのが残念ですが、設定内にあるバッテリーの健康度を示す機能では「80%以上」と表示されます。ただし、具体的に何%なのかは不明。この機能、メーカーによって確認できる情報に温度差があり、主に業務に使用している「Pixel 9 Pro XL」の場合はサイクル回数や製造日などが表示されます。修理の目安や端末買い替えの契機にすると考えると、直接的に「〇〇%」と表示されるiOSが一番親切かもしれません。

左からXperia 5 IV(Android 14)、Pixel 9 Pro XL(Android 15)、iPhone 12 Pro(iOS 18)

 ソニーのWebサイトによると、Xperia 5 IVのバッテリーは「3年後も劣化しにくい」そうです。たしかに実際、これまでは結構良い調子。スペック表には現れにくいですが、スマホが高価格化しているなか、1台のスマホを長く使い続けられるというのは嬉しいポイントではないでしょうか。今後は、本当に3年後もいけるのかを期待したいと思います。