Surface Duo 2の外部ディスプレイ出力で快適なモバイル作業

　Surface Duo 2のUSB Type-Cポートは、充電だけでなくディスプレイ出力機能も備えており、ディスプレイ出力に対応したUSB Type-Cケーブルで接続すると大画面でSurface Duo 2を操作できます。

USB Type-Cケーブル1本でディスプレイ出力

　ディスプレイにはSurface Duo 2の画面がそのまま表示されるシンプルな仕様で、スマートフォンと同様に左右分割してアプリを表示できます。なお、Surface Duo 2を折りたたんだ1画面表示で接続するとディスプレイも1画面になりますが、16:9のディスプレイでは表示が崩れてしまいます。2画面表示の場合は左右に隙間ができるため、表示が崩れることはありません。

1画面表示の場合は比率が崩れる

　左右にアプリを表示すると、本体のディスプレイと同様中央に隙間ができるのですが、1つのアプリを1画面として表示した場合は中央の隙間もなくなり、本体では文章が隠れてしまう電子書籍アプリも問題なく読むことができます。

2画面表示は間に隙間ができる

1画面表示時は隙間ができない

　また、USB Type-Cケーブルでディスプレイと接続し、Bluetoothマウスとキーボードも用意すると、かなりパソコンに近い感覚で作業ができます。

　筆者はこれまでに何度もスマートフォンやタブレットでの仕事に挑戦してきましたが、1画面のスマートフォンではアプリ切り替えが面倒で効率のいい作業ができませんでした。しかし、2画面表示できるSurface Duo 2ならWebサイトを見ながら原稿を執筆、という作業でいちいちアプリを切り替える必要がなくなり、1画面に比べてかなり効率のいい作業が可能です。

　テキスト選択範囲がドラッグではなく先頭と最後を指定するスマートフォンUIだったりと、完全にパソコンと同じとはいきませんが、モバイルディスプレイやキーボードと一緒に持ち運べば、外出先での作業も捗りそうです。