みんなのケータイ
電子チケットやキャッシュレス化で「スマートな野球観戦」を楽しむ
2023年4月20日 00:00
少し前になりますが、WBCも日本の優勝で盛り上がり、その勢いのまま今年もプロ野球が開幕しました。筆者は地元が横浜ということもあり、DeNAベイスターズのファンではあるものの開幕戦は阪神と大阪ドームということもあり、まずは東京ドームでのジャイアンツ-ドラゴンズ戦を観戦してきました。
知人にチケットを取ってもらったのですが、電子チケットなので知人からFacebookのメッセンジャーでURLが送られ、そのリンクを開くと、チケットがわりのQRコードが表示されます。
紙だと入場前にチケットの受け渡しが必要なため、いったん会う必要がありますが、電チケットだとそういっためんどうくささがなく座席集合ができるのでいいですね。
あと、東京ドームでのジャイアンツ-ドラゴンズ戦電子チケットは、iPhoneのウォレットにも登録可能。これが地味に便利。当日の東京ドームは開幕戦ということもありほぼ満員。そのためリンクからの表示の場合、データ通信が重くなっていて表示に時間がかかることも。またスクリーンショットだと、球場で撮影した写真に紛れてしまって、フォトアプリで見つけにくい。
その点、ウォレットから表示させるのはわかりやすいので便利。売店やトイレなどのコンコースからスタンドに入場するたびにチケットを見せる必要があるので、素早く表示できるのは結構重要なポイントです。
また東京ドームは今年から飲食店の売店やスタンド内のビール販売など、すべてキャッシュレス決済となりました。クレジットカードをはじめ、交通系ICカードやコード決済など、メジャーなキャッシュレス決済には対応しているので、スムーズに支払えて便利です。
開幕戦からの3日後、今度は地元横浜スタジアムでベイスターズ-ジャイアンツ戦を観てきました。実はこちらも電子チケットの対応が正式にスタート。ジャイアンツの試合と同じように、同行者のチケットをURLで送付する機能もあります。
ただiPhoneのウォレットに登録する機能はありませんでした。このあたり、AndroidもGoogleウォレットが正式にスタートしたようなので、合わせて対応してほしいところです。
ちなみに横浜スタジアムも売店やスタンドでの購入は現金も使えますが、キャッシュレスにも対応しています。ただし売店ではiDなど非対応のサービスも多く、スタンドではau PayかPayPayでの支払いのみ対応です。このあたり、もう少し対応する決済サービスが増えてくれると地元のファンとしてはうれしいのですが。
とはいえ、プロ野球観戦もすっかりデジタル化が進んでいて、スマートフォンで入場から場内での支払いまでできるようになっているので、「スマートな野球観戦」がかなり浸透している感じですね。