みんなのケータイ

“毎月2円”の分割払いでスマホを2台ゲット

【AQUOS R7/Libero 5G III】

 楽天モバイルが、データ利用量1GB以下で月額0円プラン「Rakuten UN-LIMITED VI」を廃止し、1078円から最大3278円へと利用量に応じて3段階の月額利用料になる「Rakuten UN-LIMITED VII」へ、前プランのユーザーを自動移行させてから、はや半年ほど。

 ポイント還元による“実質0円”も、とうに終了し、楽天モバイル回線を継続しようか、それともMNPしようかと悩み続けていた。維持費が0円ではないものの、外での仕事量が増えたときに使えるPovoのようなお守り代わりとして持っていたいが、それならいっそのこと、povo2.0にしてしまえばいいのではないか、など、いくら考えても考えがまとまらなかったのだ。

 とはいえ、ここ最近は、すっかりそんなことも脳みそから押し出されていた。ケガや病気など、ほかの不安要素が次から次へと湧いて出たからだ。

 その不安要素のひとつ、唯一の移動手段であるバイクの不調を解消すべく、家から少し離れたショップで調整を依頼し、ついでにその周辺のショッピングセンターをぶらぶらしていた。そして突如として「ケータイ回線どうしようか問題」の解決の糸口が見つかった。

 なんと、2022年7月に発売されたばかりのフラッグシップモデルの「AQUOS R7」を破格値で使えるというのだ。

 「どうせ、22歳以下なんでしょう?」とたかを括っていたら、どうやら年齢は関係ないらしい。新規契約またはMNPで転入しつつ、料金プランは月間通信量15GBのシンプルM、セキュリティパックプラスと持込端末保証への加入が条件だという。

 どのくらい破格に安いのかというと、「新トクするサポート」の適用で、月々1円の機種代金を支払うことで2年間利用可能とのこと。もちろん、回線利用料がこれにプラスされるのだが、それでもソフトバンクで18万9360円、48回払いで月額3945円のフラッグシップモデルが、2年間の支払い総額24円で手に入るのだ。いや、2年後に返却予定なのでレンタルで使わせてもらえるともいえなくもないが。

 降って湧いたチャンス。発表当初、「欲しい!」「けど、高い!」とあきらめていた端末を2年間試せる。

 その興奮と、スタッフの熱意に背中を押され、気がついたら屋外テントに設置された臨時カウンターに座っていた。そして、目の前には新品の「AQUOS R7」が……。

 「今なら回線契約なしに、『Libero 5G III』を36円でお付けできますよ」というささやきに負け、Rakuten Miniがいつの間にか「AQUOS R7」と「Libero 5G III」という2台の端末に変わっていた。

欲しいと思っていた22年夏モデル「AQUOS R7」。大きいが、不思議と手になじむ
眼中になかった22年冬モデル「Libero 5G III」。エントリーモデルながら、有機ELディスプレイと画面内指紋センサー、被写界深度カメラ搭載による自然なボケのある写真撮影など、コスパのよいスマホだ

 いやはや、スマホは子どもを産んで増えるというけれど、あんな小さなボディでまさか二卵性双生児を出産するとは。

 1インチセンサーと素早いオートフォーカス、AQUOS sense5G(5.8インチ)より一回り大きく、可変リフレッシュレートで1〜240Hzのぬるぬる動くPro IGZO OLEDディスプレイ、それでいて驚異のバッテリーもちなど、楽しみなところはいくつもある。

ズミクロン……ッッッ

 本体ストレージはわずか256GBだが、1TBまでのmicroSDXCカードを外部メモリとして使える。容量を気にせず、これからはAQUOS R7でガンガン写真や動画を撮影したり、録音したり、アプリを試したりしていきたい。