みんなのケータイ

Pixel 6aを購入、あの「アタッチメント」ってその後使ってますか?

【Google Pixel 6a】

 Pixel 6aを購入しました。

 今使っている「Pixel 4a(5G)」や「OPPO A73」の調子はまったく悪くはないですし、嫌いになったわけでもない。というか今も好きなのですが。

 Pixel 6aに搭載されるチップセット「Google Tensor」に代表されるAIパワーにやられました。

 っていうか、(Pixel 6ですでに利用できるようになっていましたが)写真の中から「要らないもの」を消去できるって何!? しかも、消した部分の違和感が全然ないんですよ、初めからなかったようになるんです。もう、これはもはや写真の概念が根本から覆されるような……。

イスの上に置かれたカップ……これがこう消えます!
編集に要する時間数秒です。凄くないですか?

 そして、このスマートフォンにこんなことができるAIチップを搭載しながら、脅威のハイコストパフォーマンス。5万3900円というお値段なのです。

 さまざまなモノの物価があがり、スマートフォンもその例外ではなく値上がり傾向にある今、買い替え(買い増し)するなら、このタイミングしかないでしょう……ということでですね。

 ま、それはそれとして。

 新しい機種に乗り換えるために、以前使っていた機種から新しい方へデータを移し替えますよね。

 Pixel 6aには(というかPixelシリーズでは以前の機種から)、「Type-Cプラグ-USB Type-Aレセプタクル」形状のアタッチメントが付属します。正式には、このアタッチメント、「クイックスイッチアダプター」と言うそう。

TypeCオス(プラグ)-TypeAメス(レセプタクル)のアタッチメント。正式名称「クイックスイッチアダプター」。Pixelシリーズには代々、これが付属してきております。

 で、これを使って、片方をUSB Type-C、もう片方をUSB Type-Aのよくある充電ケーブルにつなげば、両端がType-C-Type-Cのケーブルにすることができるわけですね。

 この両端に新旧両方のスマートフォンをつなげば、非常にスムースにデータ移行を行うことができるのです。

旧端末→新端末へのデータの引っ越しが、このアタッチメントと、いつも使っている充電ケーブルで楽々できます。

 ところで、この「クイックスイッチアダプター」なるアタッチメント、本体に付属してくれるのはとてもありがたいと思うのですが、初期セットアップのときしか使わないのはちょっともったいない気がするんですよね。うーん、何かに使えないかな……できれば、繰り返し使えるような用途に……。

 あ、そうだ。

 USB Type-Aレセプタクルなんだから、Type-Aプラグのものを差し込めばいいのでは? と思ったのです。つまり、パソコンに接続するようなUSB機器をつないでしまえばいいのでは? と。

 このあたり、すでに知っている人は知っているお話ですが、たとえば役に役にたちそうなUSB機器と言えばこれでしょう。「USBメモリ」!

 USBメモリにアタッチメントを取り付けます。そして、Pixel 6aのType-Cレセプタクル(充電口ですね)に取り付けます。そして、ファイルの中が見られるアプリ、Google純正のFilesなどで見てみると……やっぱり! USBメモリの内容が見えます。選択するとUSBメモリに入っているファイル一覧が表示されます。もちろん、USBメモリからPixel 6aへ、逆にPixel 6aからUSBメモリへもファイル転送OKです。バッチリじゃないですか!

USBメモリをアタッチメント経由でつないで……おお、認識してる! 大成功
Google製アプリ「Files」アプリでUSBメモリの中が見られます。もちろん転送もバッチリ!

 Pixelシリーズでは、microSDカードといった外部ストレージは使えないのですが、こまめにこれでUSBメモリ経由などで必要なファイルをパソコンなどに移し替えるようにすれば、容量不足に慌てないで済みそうですね。

 他にも試してみたところ、パソコンのUSBキーボード、USBマウスなども使用できます。ちょっと驚いたのはJabraのUSBヘッドセットまで使え、通話ができたことです。

 ヘッドセットですと相手の声が聴き取りやすくて良いのですが重くて大きいので、さすがに、常用する人はまずいなさそうな気もします。

 ……あ、USBバスの電力を使うポータブルハードディスクさすがに認識しませんでした。

 先述したように、すでにPixelシリーズを使っている人ならご存知だったかもしれません。とはいえ、あくまで自己責任になりますが、いろいろなデバイスへの接続をためしてみるのは楽しそうですよね。