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まだまだ間に合う「マイナポイント第2弾」でau PAYを選んだ理由
2022年8月10日 06:00
最大2万円相当のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」。筆者の場合、2021年の第1弾に参加しており、今回は1万5000円相当のポイントをもらうため参加することにしました。
1万5000円相当のポイントは、「公金受取口座の登録」「マイナンバーカードの健康保険証としての登録」という2つのアクションをするだけ。その詳しいやり方は、本誌別記事でもお伝えしておりますが、ざっくり言えばスマホアプリの「マイナポータル」で申し込むだけ。健康保険証は5分もかからず登録できますし、公金受取口座も金融機関情報などを入力すればいいだけ、と手順はシンプルです。
その上で申し込むことになる「マイナポイント」ですが、ご存知のことはすでにご承知の通り、「マイナポイント」という名前のポイントがもらえるわけではありません。自分が使いたいポイントサービスを登録することで、マイナポイントとしてそのサービスのポイントがもらえるわけです。
マイナポイントで「au PAY」を選んだ理由とは
そこで今回、筆者が選んだのは「au PAY」。理由は、「povo2.0」の存在と、「税金で支払える」こと、そして「AndroidならSuicaへのチャージに使える」という3つです。
#ギガ活で使う
まず最初の「povo2.0」は、ズバリ、「#ギガ活」です。コンビニエンスストアなどでショッピングすると、それに応じてpovo2.0での通信量がもらえるというもの。たとえば「ローソンで500円分買い物をする」と300MBもらえるわけです。
マイナポイントはau PAY残高にチャージされますので、それでギガ活に励むというシンプルな理由。povo2.0は基本料0円で契約できます(180日に一度、何らかのオプションを利用する必要あり)ので、コンビニにちょくちょく行く人、という人なら魅力的な選択肢になるはず。
「povo2.0」の料金にau PAY残高を直接、充当できれば……とも願ってしまうところですが、これはできません。au PAYクレジットカード(後払い)を発行し、それを登録して……といったかたちでも、au PAY残高として受け取ったマイナポイントは使えないのでした。
税金にも使える
もうひとつの「税金」については、自動車税や固定資産税が当てはまります。いわゆる請求書払いを使って支払うわけです。マイナポイントだけでは足りないでしょうが、どうせ支払う必要があるのなら、その一助にできる、というのはありがたいポイント。
Suicaにチャージ
そして最後の「Suica」については、Androidユーザーならではのメリット。Androidでは「au PAY」から「モバイルSuica」へチャージできるのです。
すでにモバイルSuicaを使っていた筆者の場合、アプリを起動すると、残高が表示されている周辺の背後に、こっそり「Suica」カードのようなものが見えていました。ここをタップすると「au PAYのSuica」に切り替わり、チャージできるという寸法。しかもau PAYからチャージすると、200円につき1ポイント(0.5%)もらえるのであります。
auじぶん銀行で現金化も
auじぶん銀行の口座がある人であれば、au PAYから払い出すこともできます。つまり「マイナポイント」→「au PAY残高」→「auじぶん銀行口座」という流れで現金化できるわけです。
払い出しの際には、2万円未満では220円、2万円以上では1.1%の手数料がかかりますので、ちょっと目減りしますが、au PAYが使えない場所でもマイナポイントの恩恵を受けられると言えます。筆者自身は、auじぶん銀行からau PAYへチャージすることが多いので、今回はあまりメリットに感じませんでしたが、人によってはここにグッとくる方もいるかもしれません。
ちなみにマイナポイントとして「au PAY」を選ぶと、抽選で10万名に1000円相当のau PAY残高が当たるといった懸賞もありますが、これは当たったら嬉しいな、といった程度で受け止めています。
また、au Pontaポイントであれば「au PAYマーケット」で使えるポイントに変換すると増量(通常1.1倍、au スマートパスプレミアム会員なら1.5倍)になるのですが、マイナポイントはau PAY残高としてチャージされますので、このポイント変換はできません。
などなど、au PAYでは、「残高」と「au Pontaポイント」の関係がちょっとややこしい(ポイントから残高にチャージできるが、逆はできない)ところはあるのですが、それでも今回ご紹介したような理由から、筆者はau PAYを選んだ次第。もし、まだマイナポイントを受け取っていないのであれば、国の予算は今回、かなり潤沢に用意されているとのことですので、普段の買い物以外の場面にも目を向けてみると面白そうです。