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フリービットがソフトバンクと資本業務提携を締結

子会社のギガプライズを公開買付による非公開化へ

 フリービットは、ソフトバンクとの資本業務提携を締結したほか、同社の子会社で集合住宅向けのISPサービスを提供するギガプライズに対して公開買付を行い、非上場化する方針を明かした。

ソフトバンクとの資本業務提携

 フリービットは、5G関連事業の推進や、同社グループのギガプライズを含めた企業価値の最大化を検討する中で、ソフトバンクを戦略的なパートナーとして連携を深めることが重要と判断し、資本業務提携に至ったという。

 資本提携は第三者割当による自己株式の処分によって行わる。普通株式160万株が1株につき約1276円で処分され、調達資金は約20億円。

 ソフトバンクとの資本提携のあとも、引き続き石田 宏樹氏が16.74%を保有し筆頭株主となるほか、アルプスアルパインが16.12%で2位、光通信系のUH Partners 2が8.69%で3位、ソフトバンクが7.35%で4位となる。

処分後の大株主および持株比率(プレスリリースより)

ギガプライズに対する公開買付

 ギガプライズはフリービットの子会社で、名古屋証券取引所に上場しているが、LERZを通じて公開買付を行う。

 公開買付の買付価格は2500円で、買付予定数の下限は83万2000株、所有割合で5.78%に設定している。公開買付に応じる株式数が買付予定数の下限に満たない場合は、応募株式などの全部の買付を行わないほか、買付予定数の上限は設けておらず、応募株式数が83万2000株を上回る場合は、その全部を買付する。

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