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マイナポイント第2弾の9500万人予算未達の場合どうする? 寺田総務大臣

寺田総務大臣

 寺田稔総務大臣は30日の閣議後記者会見で、「マイナポイント第2弾における9500万人分の予算」に関してコメントした。

 会見では、「現在実施中のマイナポイント第2弾について、予算が9500万人分確保されている。ポイントの対象となるマイナンバーカードの申請期限は9月末に迫っているが、確保した予算の消化の見通しを聞きたい。消化できない場合、カードの申請期限の延長などは検討しているのか」という質問があった。

 これに対して寺田総務大臣は、「8月に入ってから、一日あたりの申請件数は、第2弾スタート前との比較で3倍以上というハイペースになっている。毎日10万件を超えるようなペースで申請が進んでおり、現時点では、予算の執行残が出ることが確定しているわけではもちろんない」と回答。また、「令和4年度末までに、ほぼすべての国民にマイナンバーカードが行き渡ることを目標としている」と強調した。

 寺田総務大臣は続けて、「現時点で、まずは(申請期限の)9月末までにという目標で、自治体や総務省で頑張っている」とコメントし、周知や啓発に努めていくとした。