みんなのケータイ

気になるアイテムを手軽にレンタル、ドコモの「kikito」を使ってみた

 取材でハワイにいくことになり、旅先で必要な物を準備していたところ、サングラスを持っていないことに気がつきました。自分的にはそこまで利用頻度の高い物ではないので、今回のために買うのももったいないなと思っていたところ、ドコモが提供しているデバイスレンタルサービス「kikito」に、BOSEのワイヤレスオーディオサングラス「FRAMES ALTO」を見つけたので、使ってみることにしました。

BOSEのワイヤレスオーディオサングラス「FRAMES ALTO」をkikitoでレンタル

 レンタル料金は短期が3180円/4日間からで、300円/1日間で延長可です。また長期レンタルは3540円/90日間となっています。今回の旅程は約1週間。出発前に手元に届けて貰い、さらに帰国後に返却手続きを考えて、長期レンタルにしてみました。

FRAMES ALTOは短期レンタルと長期レンタルでほとんど価格差がない

 レンタル方法はドコモのdアカウントでログイン。貸し出し開始の日付を指定して、支払用のクレジットカードを登録すればオーケー。指定した出発前日の貸出開始日に配送されました。

 梱包を開けてみると、製品や充電用のケーブル、説明書が直接入っており、製品パッケージなどは無い状態です。そのほか返却用の手続きが記載された書類や同梱物のチェック表などが入っています。

kikitoがプリントされた段ボールに、製品ほかが入った状態で届く

 というわけで、ハワイへとFRAMES ALTOを持っていて使ってみましたが、オーディオ機能のあるサングラスというのは、意外に便利でした。スマートフォンからの音楽が聞けるだけでなく、アプリからの通知などもちゃんと聞けるのがいい感じです。

音質はそこまで良くはないものの、散歩中のBGMとしてなら十分

 たとえば地図アプリのナビゲーション。海外など不慣れな場所で街歩きをする際、スマートフォンの地図アプリを使ったナビゲーションは必須です。ただし歩きスマホは日本同様に危険。ハワイは歩きスマホに厳しく、特に道路の横断中は条例で禁止されており、罰金の対象です。

地図アプリのナビゲーションを聞けるのは海外では特に便利

 とはいえ、横断歩道や交差点などは地図アプリをチェックしたいポイントでもあります。そこで地図アプリのナビゲーションをオンにしたうえで、スマートフォンはポケットやカバンに入れておき、FRAMES ALTOでナビゲーションの通知を聞いていれば、スマートフォンの画面チェックを最小限にしつつ、迷わずに移動できるわけです。

マスクをしているとちょっと暑苦しいですが、これで外歩きをしていました

 しかもイヤホンやヘッドホンと違って耳を塞がないので、外音を遮ることもないので、安全です。ちなみに音漏れをチェックしてみたところ、音楽アプリ再生中にボリューム60%以上にすると、バスで前に座っている人に聞こえてくる程度でした。大音量にすると漏れてしまいますが、50%くらいにおさえておけば、ほかの人にほとんど漏れずに使用できます。

 こんな感じでハワイの街歩きで使ったFRAMES ALTO。帰国後は14日間の自主隔離で使う機会もないため、早々に返却しました。返却方法はkikitoのサイトから申請。近くのコンビニからと、集荷を依頼するふたつの方法があり、どちらも送料などはかかりません。

 自分は外出できないので、自宅への集荷を依頼。集荷の日時を指定したうえで、同梱物をチェックしながら、送られてきた段ボールに梱包して準備をしておきます。あとは集荷がきたら渡すだけ。特に返送先なども書く必要はないので簡単です。

返却は集荷日を指定して取りに来てらうだけ

 欲しいわけではないけど、ちょっとだけ使ってみたい、旅行など特定期間だけ使ってみたいというデジタルデバイスは意外とあります。kikitoは貸し出しや返却が手軽なので、さらに旅行用のデバイス、たとえばキャンプ用のアイテムなどもラインアップに加われば、もっと活用してみたいと思えるサービスでした。