みんなのケータイ

福島産品復興に役立つクレカをApple Payに登録してみた

【iPhone 12】

 2011年の東日本大震災から10年が経ちました。筆者は福島で生まれて18年、仙台の大学で4年を過ごした根っからの東北人であるだけに、現在もなお震災と原発事故からの復興途上にある地元の福島をはじめとして、被災地の復興と幸福を願って止みません。

 そうしたことから筆者は、利用額の一部が福島県産品の復興や風評被害の払しょくに役立てられる「Fukurumカード」というクレジットカードをよく使っているのですが、これがJCBブランドであるため対応するQRコード決済が少なかった、というのは以前にも触れた通りです(その後「楽天Pay」が楽天カード以外のJCBカードに対応するなど、対応サービスはやや増えているようです)。

日専連ライフサービス発行の「Fukurumカード」。福島県産品の復興支援に役立てられるから筆者もよく使っているが、スマートフォン決済との相性はあまり良くなかった

 ですが実はこのカード、それ以外にもスマートフォン決済では使い勝手がいいとは言えない要素がありました。なぜならApple Payが日本でサービスを開始してからしばらくの間、このカードの発行元である日専連ライフサービスがApple Payに対応していなかったからです。

 筆者はQRコード決済より、すぐ決済できるFeliCaベースの電子マネーを使う機会が多いのですが、持ち歩いているスマートフォンの中でFeliCaに対応しているのがiPhoneだけだったことから必然的にApple Payを使っていました。ですがApple Payのサービス開始当初、日専連ライフサービスはApple Payに対応しておらず、Fukurumカードが登録できなかったことから残念な思いをしたのを覚えています。

 同社は当時、おサイフケータイで利用できる「日専連QUICPayモバイル」を提供していたのですが、こちらはiPhoneでは利用できない上、2020年3月に終了してしまいました。そうしたことからスマートフォンでFukurumカードを利用するのは完全に諦めていたのですが、つい最近日専連ライフサービスから届いたダイレクトメールを見たところ、その内容は同社のカードをApple Payで利用すると、ポイントをプレゼントするというキャンペーンの告知だったのでした。

 「あれ、Apple Payは対応してなかったのでは……?」と思って改めて確認してみたところ、どうも2019年にApple Payだけでなく、Google Payにも対応していた模様。カードの明細はアプリでこまめにチェックしていたのですが、新サービスのお知らせは確認しておらず、完全に見落としていたようです。

 ともあれ対応したのであればと、早速iPhone 12でApple PayにFukurumカードを登録したところ、カメラでの読み取りこそうまくいかなかったものの登録はすんなりできました。

Apple Payに登録できると知って早速登録。カードの柄の影響からかカメラでの読み取りはうまくいかなかったが、カード番号を直接入力したらすんなり登録できた
Apple Payに登録されたFukurumカード。柄が日専連ライフサービス標準のものだったのがやや残念

 これでFukurumカードがApple Payで使えるようになったことから、今後積極的に活用していこうと思っています。他にもApple Payの開始当初使えなかったクレジットカードが、時間が経って使えるようになるケースは少なからずあると思いますので、そうしたカードを持っている人は改めて確認してみるといいかもしれません。

ようやくFukurumカードをiPhoneで使える環境が整ったので、今後積極的に活用していきたいところ。丑年なので手持ちの福島名物、赤べこも並べて撮影