みんなのケータイ

手に馴染む、いい感じのAQUOS sense4

【AQUOS sense4】

 シャープの「AQUOS sense4」を使い始めました。いわずと知れたスタンダードなAndroidスマートフォン、定番シリーズの最新モデルですね。

 筆者的な使い方は主に、仕事のメールやファイルの確認。取材時の予備のカメラなどです。どちらかといえばサブ的な使い方で、こうした役割はこれまで「AQUOS sense3 plus」が担っていましたが「サブのスマートフォンって小さい方がいいのでは」という気がしてきたことによりバトンタッチ。

アルミボディがきれい

 予想通り、全長160mmだったsense3 plusに対してsense4は148mmと12mmも縮んだことで見た目のコンパクト感も一気にアップ。大変持ちやすくなりました。前モデルのAQUOS sense3から0.3インチアップした5.8インチディスプレイながら、ほとんどサイズに変化がないのは、インカメラがノッチになったことが大きいと思われます。

電源(中央)が実に使いやすくなった
sense3とは打って変わってノッチに

 そしてAQUOS sense3/sense3 plusと異なり、電源ボタンの位置がちょっと下にさがりました。個人的には、AQUOS sense3 plusのときは、電源ボタンがもうちょっと下にあってほしいと思っていたので、ちょうど良い感じに。しかし音量ボタンがなぜか上のまま。筆者にとっては、こちらも一緒に下にずらしてほしかったというのが本音ではあります。

 スピーカーは音量も十分出て音質面でも実用的。ただし、底面のみのシングルなので、臨場感を求める方は上位機種の「AQUOS sense4 plus」などのほうがよさそうです。ただ、3.5mmイヤホンジャックはちゃんとついていますから、アダプターは不要です。

 ネットやSNSといった使い方なら、極めて快適。コンパクトモデルとはいいましたが、5.8インチディスプレイを搭載。筆者はほかにも6.0インチのスマートフォンを使っていますが、見づらさなどの違和感は特にありません。3Dゲームなどでの実力は未知数ですが、この価格でこの性能なら十分でしょう。音楽を聴いたり、本を読んだりといった程度の筆者の日頃のスマホの使い方であれば、これがメイン機でも性能としては十分ですね。

 まさに「こういうのでいいんだよ、こういうので」を体現している存在かもしれません。